6月19日(日) 逗子文化プラザ・リサイタル
開演: 3時30分
<前 半>
スクリャービン
即効曲 作品14−2 嬰へ短調
詩曲 作品32−1 嬰へ長調
詩曲 作品32−2 ニ長調
ピアノソナタ 第10番 作品70
バッハ
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
<後 半>
ショパン
前奏曲 嬰ハ短調 作品45
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
マズルカ 嬰ハ短調 作品50−3
舟歌 嬰ヘ長調 作品60
ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53 「英雄ポロネーズ」
<アンコール>
ショパン:ワルツ第7番
スクリャービン:「左手のためのノクターン」作品9−2
ショパン:ワルツ第14番「遺作」
今日の会場は神奈川県の海に近い逗子にある本日オープンしたばかりの新しいホールです。
天気は曇り空でしたが雨は降りそうにはありません。
逗子までは、京浜急行かJR横須賀線で行きますが、私は横須賀線の快速で向かいました。
JR逗子駅を降りて約10分くらいで市役所がありその奥に図書館との並びで文化プラザがあります。
少し早く着き過ぎたので図書館で時間つぶしをしていました。図書館は周囲が総ガラス張りでとても明るくオープンしたばかりの新鮮さが感じられました。
文化ホールは図書館と繋がっていて文化ホールには子供達の絵画の作品なども展示されていて色々楽しめるエリアになっています。
2階への階段を上るとコンサート会場がありますが、1階からは想像が付かない位の素晴らしいスペースになっています。
2階も周囲が総ガラス張りでとても明るく清潔なホールです。会場内に入ると既に皆さん、席についています。
このリサイタルが初演になるわけですが、場内は満席状況です。
ピアノは真新しいスタインウェイです。
さて小山さんのドレスはワインレッドのゴージャスなものでシューズはゴールド。
初演に相応しい華麗な衣装です。
スクリャービンは前半はかなり明るい照明でしたが、後半の2曲はピアノと小山さんだけにライティングされてとても妖艶な雰囲気でした。
ピアノはまだ新しく音色はとても明るく弾ける様な印象を受けました。
スクリャービンの湧き出る様な音が立体的に鳴り響き最高の演奏でした。
バッハはとても重厚で迫力があり圧倒されっぱなしのまさとでした。
後半のショパンは音がとてもクリアーで聴いていて胸がスッとするくらい爽快な演奏でした。またホールの音の響きもとても良くピアノにとてもマッチしていたと思います。
アンコールは3曲も弾いてくださいました。
2曲目のスクリャービンは私の大好きな曲ですが、小山さんの左手から音が溢れ出る様にホール内を華麗に響きわたっていました。
久しぶりのリサイタルでしたが、とても内容の濃い素晴らしい演奏ばかりで充実した一日を過ごすことが出来ました。
演奏後はサイン会がありました。
沢山の人がニコニコしながら順番待ちをしていまして、自分の番がくると緊張した面持ちで小山さんがサインされているお姿をじっと見つめていました。
小山さんはお疲れの様子も無く、一人一人に語りかけながらサインをされていてとても素晴らしいサイン会でした。
私はショパンコンクールで演奏された録音のCD(廃盤のもの)をお持ちさせて頂きました。
次は王子ホールでのスクリャービンです。
小山さん、よろしくお願い致します。
JR逗子駅
文化プラザ前の駐輪場
文化プラザの施設配置図が書かれています
催し物案内ボード
この突き当りが小学校で右手が文化プラザの入り口です
小山さんのご案内が沢山掲示されていました
オープン初日でとても綺麗な展示室
逗子の子供たちの作品が展示されています。皆さん、とても上手です
会場時間になると沢山の方々が詰め掛けます
当日券売り場です
2階のコンサート会場前でチケット確認 周囲は総ガラス張りでとても明るく良い雰囲気です;
休憩時間にくつろぐ皆さん
CD販売所に集まる皆さん
サイン会は長蛇の列です
一人一人に笑顔で対応されている小山さん
当日のプログラムです
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