2005年1月16日(日)午後3時開演 川口総合文化センターリリア
フランツ・リスト室内管弦楽団
<バイオリン>前橋汀子
<ピアノ>小山実稚恵
<プログラム>
バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
** 休憩 **
ブラームス:ハンガリー舞曲集から
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
<アンコール>
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番(第3楽章)
今日は朝から小雨交じりの天気です。
コンサート会場でありますリリアは池袋から約20分と言った所でしょうか。
JR川口駅を出ると目の前がリリアで改札を出てから約1分の場所で、方向音痴の私でも迷わずいける場所です。
ホール内はとても明るく綺麗で、3階の吹き抜けになっていて天井にはとても大きなシャンデリアが施されています。
また、同じ1階フロアーにはレストランもありとても便利です。
開場の約20分前につきましたが、早くも30人位の方が、もう列を作って待ちかねていました。
開場時間になるとホール前のロビーはとても沢山の方で溢れかえっていました。
チケットを渡し中に入るとエンジ色のジュータンでとても落ち着いた綺麗な内装です。
中に入ると売り場があり、CDと本日のプログラムが売られていました。
毎回コンサートに来ていますと、いつもお顔を拝見するお馴染みさんも何名かお見受けします。
小山さんのコンサートでデジカメを持ってうろついている者がいればそれは私ですので、どうぞお気軽にファンサイトのまさとさんですか?と声を掛けて見てください。
さて今日の私の席は先日のサントリーホールと同様、比較的前で小山さんがとても近くで見れる場所です。
前半は、バルトークとモーツァルトでした。バルトークは私にはちょっと難しい気配の曲でしたが、さすがフランツ・リストさんですね。
皆さんそれぞれは、高度の演奏技術を備えた素晴らしいアーチストです。とてもバランスの取れた演奏で聴いていてすごい!と思わずため息が出るほどです。
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲は、前橋汀子さんで私は始めて聴かせて頂きましたが、さすが日本を代表するベテランアートストに相応しい、貫禄のある演奏でした。
後半はいよいよ小山さんの登場です。
今日の小山さんは、ダークグリーンに小さく光るラメをちりばめた、とてもシックで今日のモーツァルトにピッタリのドレスです。
さすが小山さんは衣装もとてもセンスが良いです。
今日の小山さんのピアノの音はとても上品で優しく、そして温かみがとてもするモーツァルトで聴いていて心が温まるものがありました。
ピアノを本当に優しく、1音1音を大切に弾かれているのが私には感じられました。
ピアノが独奏になる部分では、周りにいるフランツリストの方々が小山さんを穴が開くほど見つめながらその演奏を聴いているのも分かりました。
フランツリストと小山はとても調和が取れていて、とてもリッチな気分でモーツァルトを聴くことがが出来ました。
アンコール曲は、ホール内に掲示がありませんでしたので係りの方に尋ねた所、モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番(第3楽章)との事でした。
この曲はあまり馴染みがなかったのですが、とても明るくてチャーミングな作品で小山さんにぴったりの1曲でした。
演奏がずっと続いてくれれば良いのですが、今日もあっと言う間に小山さんとの時間は終わってしまいました。
素敵な時間は時が立つのが早いですね。
でも、今度の週末はサントリーホールでまた会えるのでそれを思えば寂しくないですね。
今日も、なかなか拍手が止まずに何度も笑顔を見せてくれた小山さんでした。とても素敵でした。
帰る頃には雨も上がり、とてもすがすがしい気分で帰路に向かう、まさとでした。
リリアは川口駅のまん前にあります
リリアから見た川口駅です
ホール内にある案内ボード
チケット入場口前のポスター
ホール内にあるメルヘンチックな馬車?
吹き抜けの天井にはシャンデリア
入場開始になりました
あっと言う間に長蛇の列
3階より見たホール内
フロアーの内部
CDと本日のプログラムを販売しています
コンサート終了後の出入り口
外はもう夜になっていました
なんと、川口駅構内にもリリアのポスターが
プログラムの表紙
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