まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼ 小山実稚恵 ショパン・華麗なるコンチェルト      2010/07/11(日) 
▼ リリア開館20周年記念 ガラ・コンサート      2010/07/01(水) 
▼ NHK交響楽団 第1673回定期公演 Aプログラム      2010/04/30(金) 


小山実稚恵 ショパン・華麗なるコンチェルト                                        

2010年7月11日(日)
開 演: 14:00
会場:東大和市民会館ハミングホール


指揮:海老原 光 
管弦楽:東京ニューシティ管弦楽団

(曲目) 
ショパン:
アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ピアノ協奏曲第2番

〜休憩〜

ピアノ協奏曲第1番 

<アンコール>
ショパン:ノクターン 第20番


はじめてのハミングホール♪

ショパン生誕200年〜西武線でめぐる音楽の旅〜 と言うキャッチフレーズの通り、西武線 東大和市駅まで向かいました。自宅からは東京を縦断する事になりますが、約1時間で東大和市駅に着きました。
あいにく小雨がパラツキ出してきました。
小山さんがショパンのコンチェルトを弾く日は雨の日が多いとお聞きしましたが、今日もやはり雨でした。
約10分ほど歩くとハミングホールに現着です。都内の騒がしい街中にあるホールと比べるとのどかで気持ちの休まる気がします。約700席のホールなので演奏者と客席との一体感も期待できます。
今日は終演後に小山さんのサイン会があるとの事でCD売り場は早くから多くの人で賑わっていました。
今日の指揮者は若手指揮者の海老原光さんです。海老原さんとは2009年3月に東京都大田区にありますアプリコで皇帝を共演しています。

今日はオールショパンですが、まずはアンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズの管弦楽版です。
小山さんは若草色にペイズリーの刺繍が施されたドレスでとても素敵です。
ハミングホールのスタイウェイは手入れが良いのかそれとも購入したばかりなのか、とても美しく新品の輝きを放っていた様に思いました。そして音もこもる事無く綺麗な響きを放っていました。ショパンの演奏にあった音がしていた様に思います。
ピアノの素晴らしい響きに気分が乗っているのか小山さんも生き生きと弾き込んでいましたね。
題目の通り、華麗なるコンチェルト全開でした。
今日はナショナルエディションでの演奏でしたが、もうすっかり耳に馴染んでいて、このナショナルエディションが本来のショパンのコンチェルトである様な気持ちになっています。
今日の小山さんのショパンは情熱を感じさせてくれるとても印象深い演奏でした。
海老原さん指揮の東京ニューシティ管弦楽団の皆さんの演奏もとても瑞々しく新鮮で、小山さんとの一体感はとても素晴らしく、ショパンが聴いたら涙を流すのでは無いかと思うほどの素晴らしい演奏でした。
ブラボーが飛び交う中、拍手がなかなか途絶える事が無く、観客の皆さんと奏者の皆さんとの気持ちが一つになっていたと思います。700人のホールは熱狂に包まれていましたね。
そしてアンコールは、熱くほとばしった気持ちを静めてくれる様に、ノクターン20番を弾いて下さりました。
静寂に包まれたホールをノクターンが流れます。小山さんのピアノの音色は優しく心を包んでくれました。
海老原さん、とても素晴らしいショパンでした。そして東京ニューシティ管弦楽団の皆さんの演奏もいつまでも心に響く素晴らしいショパンでした。

終演後は皆さんお待ちかねのサイン会です。
ホール内を1周するくらいの長蛇の列が出来ました。それぞれの気持ちを小山さんへ伝えることが出来て、皆さんとても嬉しそうでしたね。

今日の感動を胸にしまい込み、一路ラーメン屋へ向かいました(笑)
地元のラーメン屋は、やはり客が殆どいませんでした。人の事ながら心配をする自分は塩ラーメンを食べてました(笑)



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▼25周年コンサートのお申込みはこちらから▼
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今日のお勧めの1枚<クリック>



東大和市駅で降ります
駅前のロータリーです。のどかです。



駅から徒歩 10分位で現着

終演後に小山さんのサイン会があります



入り口付近




小山さんのCDが満載!

飛ぶように売れてました!



1階ホワイエです




シンプルですが温かみのあるホールです

開演前の様子



こちらは2階 ホワイエ




終演後のサイン会

長蛇の列で100人以上はいました


皆さんと楽しく語り合う小山さん

疲れ知らずの小山さん



帰りに寄りました。客は自分を入れて3人

ワンパターンの塩ラーメン(笑)



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Date: 2010/7/11(日)

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リリア開館20周年記念 ガラ・コンサート                                        

2010年7月1日(木)
開演:19:00
会場:川口総合文化センター(リリアホール)

小林研一郎(指揮)/ 朝岡聡(司会)
小山実稚恵(ピアノ)
加藤知子(ヴァイオリン)
佐藤しのぶ>(ソプラノ)
坂本朱(メゾ・ソプラノ)
錦織健(テノール)
宮本益光(バリトン)
大谷康子(ヴァイオリン)

リリア・ガラ・コンサート合唱団
高橋誠也(合唱指揮)
東京交響楽団

<プログラム>
モーツァルト:
歌劇「フィガロの結婚」序曲
メンデルスゾーン:
ヴァイオリン協奏曲より第1楽章
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番より第1楽章

(アンコール:ショパン・ノクターン第20番「遺作」)
ビゼー:
<カルメン>より「恋は野の鳥『ハバネラ』」
ワーグナー:
<タンホイザー>より「夕星の歌」
プッチーニ:
<トスカ>より「星は光りぬ」
プッチーニ:
<蝶々夫人>より「ある晴れた日に」
サラサーテ:
ツィゴイネルワイゼン

〜休憩〜

ベートーヴェン:
交響曲第9番より第4楽章
ヴェルディ:
<ナブッコ>より「行け!わが想いよ黄金の翼に乗って」

リリア 20周年 おめでとう♪

抜群の人気と実力を誇る出演陣による夢の競演。
これぞまさしく「ザ・ガラ・コンサート」!
オペラ・アリアとコンチェルト、そして「第九:歓喜の歌」で贈る
スペシャルプログラム。

リリアが20周年目を迎えました。
いつもは音楽ホールで小山さんのリサイタルを聴くだけでしたが、今日は初めてメインホールに足を踏み入れます。メインホールも音の響きの良さそうな上品で素晴らしい大ホールです。
ステージの足元には花も飾られていて、ガラ・コンサートの雰囲気がかもし出されています。
何といっても、アーチストが豪華絢爛です。
指揮者は国民的指揮者のコバケンとスキルの高い東京交響楽団です。
演奏内容は変わりませんが、演奏順番が当初より大幅に変わっていました。
小山さんは前半に出演されましたが、その前に小山さんと同年にチャイコフスキーコンクールで2位に入賞された実力派のバイオリニスト 加藤知子さんのメンデルゾーン・バイオリン協奏曲でした。とても落ち着いた知性的な音色がとても素晴らしかったです。
続いての小山さんは、濃い茶色のドレスにキラキラと煌く装飾が何とも綺麗で今日の記念コンサートにはピッタリの衣装でした。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲はいつ聴いても元気がでますね。しかも小山さんのチャイコフスキーなので、豪華絢爛でガラ・コンサートに相応しい最高の一曲でした。第一楽章だけでしたが、このコンチェルトはこの第一楽章だけでも十分に満喫出来ます。コバケンの唸りとともに東京交響楽団の皆さんの演奏が場内を熱狂の渦に巻き込んでいました。そしてアンコールがありました。ショパンのノクターン第20番を弾いてくれましたね。チャイコフスキーの演奏から一転して心に染み入る一曲でした。
ガラ・コンサートなので進行役を朝岡聡さんが勤めていましたが、流石に名司会者は違いますね。
気持ち良く進行が進んで行きました。
2大コンチェルトの次は、4人のオペラ歌手が勢ぞろい。華やかでしたね。
そして4人とも、見た目から想像出来ないほど身近で楽しい皆さんでした。大活躍している皆さんなのに、驕らず、昂らずな振る舞いはとても好感がもてました。これは小山さんも全く同じですね。日本を代表されているクラシックアーチストの皆さんは、人間的にも魅力的でスケールの大きな方が多いと思います。
その魅力的な人間性が音楽の表現に現れて、ファンを魅了すると言う事なのでしょう。
4人の素晴らしい美声を聴いた後は、バイオリニストの大谷康子さんのツィゴイネルワイゼンを聴きましたが、演奏回数が1700回にもなっていてギネスにも登録されているとの事でした。そして、あのコバケンのピアノが聴けました!大谷さんとの共演でしたが、コバケンの軽やかなピアノの音色もとても魅力的でしたね。

前半が終わった時点で、もう9時になっていました。
残念ですが、明日の朝が早いので今日はここで帰る事としました。
後半は、 ベートーヴェンの第9番もあったので、更に盛り上がった事ででしょう!
節目となる20年を迎えたリリアですが、これからも沢山の音楽ファンを楽しませてくれる事と思います。

夏を向かえ、そして秋。小山さんは一つの節目を迎える事になります。
25周年コンサート、そしてポーランドでのショパン国際コンクール。審査員と益々磨きの掛かる小山をこれからもファンの皆さんと共に応援を続けて行きたいと思います。



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▼25周年コンサートのお申込みはこちらから▼
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今日のお勧めの1枚<クリック>




今日は20周年ガラコンサート

ホール前でも熱気を感じさせてくれます



既に入場開始となってます

たっぷりとした公演時間



終演は21時40分とのこと

お祝いの花が素敵でした!



豪華出演者のCDが勢ぞろい




開演前の会場です

ステージの足元のに花が飾ってありました



開演前のホワイエ
シャンデリアが豪華です



リリアの馴染み客が多かった様です




休憩時間の一コマです



閉演となりました

川口駅へと向かいます



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Date: 2010/7/1(木)

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NHK交響楽団 第1673回定期公演 Aプログラム                                        

2010年5月9日(日)
開場 2:00 PM 開演 3:00 PM

会場:NHKホール

指揮:尾高忠明

ラフマニノフ:
パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
交響曲 第2番 ホ短調 作品27

パガニーニ・ラプソディー

今日もとても良いお天気でした!
爽やかな青空の下、渋谷へ向かいました。
N響定期演奏会は2007年10月にブラームスのピアノ協奏曲第1番を外山さん指揮での演奏以来なので2年半ぶりになります。
そして今日はこのファンサイトを立ち上げた切っ掛けになりましたパガニーニ・ラプソディーが聴けるのです。
昨日は行く事が出来なくFM放送で我慢しましたが、今日は生演奏が聴けます。
FM放送の中で今日の指揮者である尾高さんがN響の正指揮者になられた事を告げていました。尾高さんに取りましても記念すべきラフマニノフとなる様です。
開演前にN響名物のロビーコンサートが2時15分より30分間行われました。今日はチェロの5重奏で、新たにN響に入団されましたチェロ界の雅子様こと渡邊方子さんのご紹介でしたが、司会者の紹介にご本人はかなり照れておられました。チェロだけの演奏はとても重厚で素晴らしい演奏でした。これには度肝を抜かれました。
そして開演時間となりました。
今日は2階の席ですが丁度小山さんの手元がバッチリ見える位置です。
小山さんは濃紺のドレスに煌く装飾がとてもゴージャスで素敵です。
しかしNHKホールは大きいですね。今日はほぼ満席なので3700人くらいのお客様という事になります。
準備が整い尾高さんの指揮棒が振り降ろされるとドラマチックに演奏が始まりました。
この大きなホール全体に小山さんのピアノが透き通る綺麗な音色で鳴り響きます。オーケストラに音が潜り込む事無く泡立つ様な美音は小山さんならではものです。
やはりN響の皆さんの演奏は重厚で一味違います。そして尾高さんの端正な指揮と小山さんのピアノが見事に調和し演奏は気持ち良いくらい進んで行きます。第18変奏近くになるとあの暗雲の立ち込める様なメロディーが。この部分すごく良いですね。流石にラフマニノフは聴く者の心を捉えるのが上手です。そして第18変奏が・・・たっぷりと余す事無く聴かせてくれました。やはり鳥肌が立ちました。そして6年前のサントリーホールが脳裏をよぎり、まるでタイムスリップした様な錯覚に陥りました。しかし素晴らしいです。このまま時が止まって欲しいです・・・
そして尾高さん、N響の皆さん、そして小山さんが一体となり演奏は更に加速してフィナーレへと向かいました。
素晴らしい!本当に素晴らしいラプソディーでした。小山さんは何度もカーテンコールで呼ばれました。
・・・・・
後半はラフマニノフの交響曲第2番。皆さんと同じく第3楽章に酔いしれました。
切ないメロディーから一気に溢れる様な想いが噴出すこの楽章。何度聴いても酔いしれますね!
尾高さんはN響の顔として十二分なラフマニノフを届けて下さいました。
会場内の皆さんの反応も素晴らしく、尾高さんとN響の皆さんを心から称えていました。
今日は初夏を前に、爽やかで、エネルギーが満ち溢れたラフマニノフを十二分に味わいました。

小山さん、お疲れ様でした。
そして次回からいよいよ第9回・音の旅が開幕となりますね!
全国のファンの皆様。小山さんと共に音の旅へ出かけましょう!!

そして、小山さんの25周年演奏会のチケットも発売開始となりました。
皆さん、小山さんの25周年を共にお祝いいたしましょう!!
25周年の素晴らしいパンフレットです!


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今日のお勧めの1枚<クリック>




渋谷のハチ公前交差点

パルコを過ぎるとNHKホール



この先にNHKホール

やっとたどり着きました



意外と静かな佇まい

代々木公園はこの先



ちょうど入場時間でした

既に沢山の人が・・・



開演前のロビーコンサート

今日はチェロの5重奏♪



あと少しで開演です




小山さんのCDも・・・

開演前の様子



休憩時間です

キッズコーナーがありました



閉演となりました

それぞれ想いを胸に・・・



近所の中華料理屋・殆ど空いている(笑)

まぁまぁのお味(笑)


Date: 2010/5/9 (日)

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