まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼ 堤 剛&小山実稚恵 デュオ・リサイタル     2009/3/8(日)
▼ 大田区民アプリコ・ジャパンアーティスト・プロジェクトW     2009/3/6(金)
▼ 逗子文化プラザ なぎさホール・リサイタル     2009/2/22(日)

堤 剛&小山実稚恵 デュオ・リサイタル           
堤 剛&小山実稚恵 デュオ・リサイタル
〜オール・ブラームス・プログラム〜

公演: 2009年3月8日(日) 開演14:00

会場: 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール


出演者:
堤 剛(チェロ)
小山実稚恵(ピアノ)


曲目:
ブラームス: チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 作品38
ブラームス(クレンゲル編曲): チェロ・ソナタ ニ長調
(原曲:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 作品78 「雨の歌」)
ブラームス: チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 作品99


久しぶりの彩の国さいたま♪


今日は朝からどんよりした曇り空でした。
でも一頃の刺すような寒さではなく何となく春を感じさせてくれる陽気です。
今日は久しぶりの彩の国さいたまです。
このファンサイトを立ち上げた頃の話ですが、川口総合文化センター リリアでのコンサートの日でしたが、何を思ったのか彩の国さいたまへ来てしまい、ホールに着いてもまだ気がつかず、今日はお客さんがやけに少ないなぁ〜なんて思っていた所、やっと会場を間違えた事に気が付き慌てて赤羽まで戻り川口へ向かった苦い経験がありましたが、今となれば笑い話になります。
さて今日は間違えなく無事に彩の国に着きました(笑)
埼玉は小山さんに取りましては、プロデビュー前の藝大時代を過ごした地。そしてその頃から応援してくれている沢山のファンの方がいる場所なのです。特に彩の国さいたまは小山さんに取りましても沢山の想い出が詰まったホールだと思います。
そして今日は堤さんとのデュエット。これまでにもこのペアーの演奏は何度も聴きましたが、今日はオールブラームス。
とても楽しみなプログラムです。
今日はチェロを抱えた若いアーチストの方も沢山来ていたので恐らく堤さんのチェロ目当てだと思います。
そして音楽関係者の方たちも沢山お見受けしました。芸術的にも高い評価を持った今日のコンサートである事が分かります。

今日の小山さんはペイズリー模様をあしらったシックでとてもセンスの良いグレーのドレスでした。
堤さんがスーツにネクタイでしたので調和が取れていました。
さてお二人が定位置に付いて音合わせが終わるとチェロの心地よい響きが・・・そして寄り添うようにしてピアノの音色が。。。
堤さんのチェロの音色は五臓六腑に染み渡ります。重厚で魂が噴出す様な熱い演奏!もう圧倒されるばかりです。
そして小山さんのピアノとの息の合った演奏が何とも言えず素晴らしいです。バイオリンではデュメイさん、チェロでは堤さんとのデュエットがとても安定感があり、充実した演奏を披露してくれます。
正直な所、音楽的な解釈は我々素人には難しい所ですが、心に迫ってくる音の響きと臨場感は例え様の無い感動を覚えます。
今日はブラームスの甘い香りに包まれ、そして魂を揺さぶられ、本当の芸術とは何か? を肌で感じる事が出来た素晴らしい一日でした。
年齢を重ねると共に時は早く過ぎるそうです。限りある貴重な時間を有意義に過ごせた一日でした。
終演後のサイン会は堤さんと席を並べて行われました。
それぞれの思いをサインに込めて。。。。。ではまた!


※このコンサートお聴きになられた方がいましたら、一言感想を頂けますと幸いです => こちらです


今日のお勧めの1枚<クリック>




久しぶりの与野本町駅
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駅前広場の案内



今日は朝からの曇り空・・・・・

長い階段が特徴の彩の国



入り口の案内

開演前のひとコマ



今日も終演後にサイン会があります

CD売り場付近の人だかり



休憩時間のひとコマ




風格のある音楽ホール

喫茶コーナーは2階にあります



今日も長蛇の列

堤さんとのツーショット・サイン会



アンコールは子守唄?では無く第1番第2楽章

サイン会を済ませ駅に向かいます



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Date: 2009/3/8(日)

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大田区民アプリコ・ジャパンアーティスト・プロジェクトW          
日時:2009年3月6日(金) 
開場開場18:15 開演 19:00
会場:大田区民ホールアプリコ 

大田区民アプリコ・ジャパンアーティスト・
プロジェクトW

管弦楽:東京都交響楽団
指揮 :海老原光

曲目:
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

小山さんの地元、アプリコホール♪


昨日と打って変わり、今日は朝から風と雨が強く嵐の様な一日でした。
何となくベートーヴェンに相応しい様な??お天気。。。。。
今日は通い慣れている道のりなので行きも帰りも気持ちが楽でした!
蒲田行進曲って映画、若い人は知りませんよね。蒲田駅の駅のメロディーです?
この曲、何故か頭から離れません(笑)
今日は親愛なるベートヴェン、と言うキャッチフレーズの基に新鋭指揮者の海老原さんとの共演です。
海老原さんは小山さんと同じ東京藝大出の若手指揮者です。
今日は朝から田園調布駅の信号機トラブルで東急東横線のダイヤが大幅に乱れましたが、今思えば朝で良かったです。
アプリコに近い東急線を利用する人も沢山いると思いますので、もし直撃くらったら遅刻しますしね・・・・
しかし最近は毎日の様に人身事故や電車トラブルが絶えなくあり、なかなか時間通りに着けなくなった電車です。
以前は車よりも到着時間の危険度が少なかったのですが、最近はちょっと違ってきたかなって感じです。
先日も鶴見駅でホームから転落して亡くなった方がいましたが、なんと携帯電話を操作しながらホーム際を歩いていて足を踏み外して転落した所に電車が来た様で、なんと申して良いのか分からない事故です。しかも子供ではなく30歳台の方の様で・・・・
皆さんも、携帯電話にはどうぞお気お付けください。
さて、さて、話がそれましたが今日はオール・ベートヴェンでしかも皇帝と英雄。なんとも楽しみなプログラムです!
今日の小山さんは紫の輝きを放つ豪華な衣装で登場されました。
小山さんの皇帝。ファンの方なら聴きたい曲ベスト10に入れたい一曲ですよね!
そしてアプリコのピアノ、素晴らしかったです。とてもまろやかで細かい音まで歪み無く鳴り揃っていて、とてもバランスの良いピアノでした。そうでした、ここアプリコのスタインウェイも確か小山さんが選定されたものでした。先日の逗子のピアノもそうでしたが、やはり小山さんが選定されたピアノはどれも最高のコンディションを示してくれます。
小山さんの皇帝はもう言わずとも皆さんには分かってもらえると思います。一言、明日に希望を与えてくれる演奏!
そして素晴らしかった海老原さんの躍動感溢れる皇帝。東京都交響楽団の皆さんとの一糸乱れぬ演奏はとても明快で指揮者の情熱さえ感じさせてくれる名演奏でした。海老原さん、演奏後に小山さんに大きな声で、ありがとうございました!と一礼を申し上げていましたが、今日のコンサートに掛ける海老原さんの意気込みを感じさせてくれる一場面でした。僕はこの様に素直な気持ちを表現できる方は好きですね。自慢げで自信過剰気味な指揮者よりもとても新鮮で聴く方も気持ち良いです。
後半の英雄もとても生き生きとした演奏で素晴らしかったです。会場内からはブラボーの声も。。。。。
僕は海老原さんの様な気持ちを持った指揮者の方にこれからのクラシック界を担って頂きたいと思うし、初心を忘れずに頑張って欲しいと思います。
明後日は埼玉での堤さんとの共演です。こちらも楽しみなコンサートです。
ファンの皆様、それではまた。。。。。


※このコンサートお聴きになられた方がいましたら、一言感想を頂けますと幸いです => こちらです


今日のお勧めの1枚<クリック>




今日はオール・ベートヴェン♪

2階がホールになります。



開演前。既に沢山の人が・・・・

今日も大人気のCDコーナー!



ホールで購入するCDはその日の記念になります。

小山さんも沢山の種類のCDが発売されています!



どの席からも見通しの良いホールです。

2階席も快適です!



休憩時間の喫茶コーナー




終演となりました。

JR蒲田駅(蒲田行進曲が流れます)




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Date: 2009/3/6(金)

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逗子文化プラザ なぎさホール・リサイタル           
日時:2009年2月22日(日) 
開場開場14:30 開演 15:00
会場:逗子文化プラザ なぎさホール 


曲目:
シューマン:
「蝶々」 作品2
謝肉祭「4つの音符による面白い情景」 作品9

〜 休 憩 〜

ショパン:
ノクターン 第20番 嬰ハ短調 「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
ノクターン 第18番 ホ長調 作品62-2
ワルツ 第19番 イ短調 「遺作」
ワルツ 第2番 変イ長調 作品34-1 「華麗なる円舞曲」
ワルツ 第9番 変イ長調 作品69-1 「別れのワルツ」
ワルツ 第6番 変ニ長調 作品64-1 「小犬のワルツ」
ワルツ 第8番 変イ長調 作品64-3
ポロネーズ 第7番 変イ長調 作品61 「幻想」

久しぶりの逗子文化プラザホール♪

<アンコール>
ワルツ第10番 ロ短調 作品69−2
ワルツ第1番 変ホ長調 作品18「華麗なる大円舞曲」
24の前奏曲 第24番 ニ短調 作品28−24

今日は朝6時に起きて宮本文昭さんのラジオ番組「宮本文昭のNEXTAGE」を先週に引き続き聞きました。
宮本さんはオーボエ奏者、今では指揮者としても活躍されている方ですが、しかし司会と言うか会話がうまい。おもしろい。
この会話に小山さんが加わると益々おもしろい、楽しい!!!
小山さんの色々な話が聞けましたが、海外旅行ではどこに行きたい?との質問にエジプトとのこと。うん、うん僕も行きたい(笑)
小山さんはもしピアニストになら無かったなら考古学者と言うか発掘する人になりたかったと。やはりロマンチストであります。
あとインドも大好きな国で最近ご家族と行かれた様でインドのあの何とも形容しがたいエネルギーが好きな様です。
今日は朝から頭の中は小山さんなのでこの勢いで逗子へ向かいました(笑)
いつもは東京都内へ向かうのですが、今日は逆の方向で横浜駅で京浜急行に乗り換え逗子へ!
なぎさホールは約500人くらいの大きさのホールなのでリサイタルには丁度良い大きさのホールです。
これまで沢山のホールへ行きましたが、ここ逗子文化プラザ なぎさホールが一番地域に密着していてひたしみを感じさせてくれるホールです。
なんせ隣が地域の図書館だし、少し早く現着しても図書館で充分に時間を潰せます!
なぎさホールのスタインウェイは2005年にホールが出来た際に小山さんが選定された、いわば小山さんの分身の様なピアノがあるホールです。
小耳に挟んだ話ではリハーサルで弾いてみて時間と共にこなれてきていていい感じだとか。。。楽しみである♪
今日は2月11日に三鷹で聴いたニューヨーク・スタインウェイの音色がまだしっかりと記憶の中に残っている。今日はハンブルク・スタインウェイなのでその違いがとても楽しみです。それに小山さんが選定したピアノだし・・・・・
今日の小山さんは鮮やかな濃紺のドレスでとても際立っています。
前半はシューマン、先だっての三鷹のスタインウェイと明らかに違いますねぇ。やはりこちらの方が聴きやすい音です。そして色彩豊かで歯切れの良い音ですね。ピアノが違うとこうも違うのか、をまざまざと感じさせてくれました。これだからクラシック音楽は楽しいですね。最近は今日のホールのピアノの音は??なんて分かった様な顔をして聴いているかも(笑)
ショパン:ノクターン 第18番、この曲も良いですねぇ。だいぶ昔に「題名のない音楽会」の収録(ブーニンさんと小山さんが出演された)の時にまだ中学生だった北村君がこの曲をブーニンさんの手ほどきを受けながら弾いたのですが、あの時の北村君の事が凄く強烈な印象で残っていてます。まだ中学生なのに凄く落ち着いた奥深い音色が素晴らしかったと記憶しています。
そして小山さんの18番はショパン最後のノクターンに相応しく格調高く彫りの深い味わい豊かなショパンのノクターンでした。
最後に弾かれたポロネーズ 第7番はこれまであまり聴くことがなかったのですが、ちょっとショパンぽく無い曲で掴みどころの無く非常に興味深いポロネーズでしたが、この曲も小山さんは鮮やかに弾かれていました。時々ピアノの調子を計るかの様にピアノに問いかけていたのもとても興味深かったです。
あっと言う間に全曲終わりました。瞬間、場内の皆さんも現実の世界に戻りため息交じりの大拍手。周囲のおば様方が呟いていました。あぁ〜なんて素敵なの・・・・と。
そしてそして、アンコールは何と今日も大好きなワルツ10番が。。。
人生あっと言う間に過ぎて来た様に思います。でもこの至福の瞬間、目を閉じて全てを忘れて聴くワルツ10番。本当に例え様のない瞬間です。
小山さん、今日も至福の時を味わう事が出来ました。ありがとうございました。
終演後は皆さんもお待ち兼ねのサイン会です。
もう何度もサインを頂いている方、小山さんとはもうすっかり顔馴染みの方も沢山おられますね。皆さん、本当に嬉しそうです。
僕も皆さんが喜ばれているお姿を拝見していると、とても嬉しく、なんだかジ〜ンとしてきます。
サイン会は心安らぐ一時でした。。。。。
そして春はそこまで来ていますが、まだまだ冷たさの残った風を感じながら新逗子駅へ向かうのでした。。。。。


※このコンサートお聴きになられた方がいましたら、一言感想を頂けますと幸いです => こちらです


今日のお勧めの1枚<クリック>



新逗子駅からホールまでの通り道
なんとも風情のある橋。でも周囲から浮いている(笑)



最近の川は綺麗になりました

なつかしや、逗子文化プラザ!



今日のチラシもしっかりと!

隣が図書館で地域に密着したホールです



lここにも案内が・・・

文化ブラザなので子供たちの絵も



小さい子供は色彩豊かです!

この奥がホールになります



15時の開演です

入場開始となりました



大きなガラス窓でとても明るいホワイエ

小山さんが選定されたスタインウェイ



今日も終演後にサイン会があります

CDの紹介がとてもうまいです!!



飛ぶように売れていたCD!!

555人のホールは完売です!



丁度良い空間です

休憩時間の風景です



喫茶コーナーも大繁盛



サイン会は今日も長蛇の列でした

大忙しの小山さん♪



一人一人に優しく微笑みながら。。。。。



アンコールは3曲でした!

僕のお気に入りのワルツ10番も・・・




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Date: 2009/2/22(日)

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