2004年9月9日(木)
開場 1:30 開演 2:00
場所: 紀尾井ホール(四ツ谷)
小山実稚恵 ピアノリサイタル
(前半)
R.シューマン
献呈、春の夜、謝肉祭
(後半)
F.ショパン
ノクターン第20番
ピアノソナタ 第3番
(アンコール曲)
ショパン ワルツ12
シューマン アラベスク 作品18
今日は、残暑がまだ厳しく一刻も早く涼しいホールに着きたい心境で目的地へ向かいました。
皆さんは御存知と思いますが、紀尾井ホールは四ツ谷の上智大学の先の閑静な場所にあります。
今日は自由席なので少し早く着こうと向かいましたが、結局1時10分頃に着きました。
もう50人位の人が待っている状態で、開場時間の1時30分頃には100名以上の人が紀尾井ホール玄関口に溢れかえっていました。今日は、平日のアフタヌーンと言う事で、私のように仕事を抜け出して来た様な人は数名で、あとは主婦や定年された方で自由に時間の取れる様な方がほとんどで、高校生以下の子供は皆無でした。
今日のコンサートはいつもと何かが違っていて、何かなっと思ったら、クラシック通の方でしかも小山さんファンの方がほとんどって事でしたね!
人を見た目で判断してはいけないのですが、今日は格調高き雰囲気が漂っていました。
紀尾井ホール自体が地区のコンサートホールではなく、本格的なホールなのでその事も起因していたかもしれません。
私は恥ずかしさを隠さず、なんと1列目に席を取ってしまいました。なにくわぬ顔をして座ってましたが、小山さんもお気付きになられていたかも?の位置でした。
パンフレットに目を通すと、今日の企画はあの江戸京子さんと書かれており益々期待が膨らみます。
今日の小山さんはゴールドのドレスがとてもシックで上品であり、紀尾井ホールに見事にマッチしています。
前半のシューマンでは、見事なテクニック且つ上品な響きでただため息が出るばかりです。隣の席にいた主婦らしき方が、どこからあんなに綺麗な音が出てくるのかしら。と言ってましたが、本当にそうですよね。
後半はショパンです。
小山さんは、2005年がショパンコンクール入賞から20年目に当たると言うことで、来年はショパンのバラードを中心とした全国リサイタルやコンチェルトが目白押しの様でショパンファンの方には朗報ですね!
それにショパンのバラード集もリリースされるようで来年も最高です。
さて、ショパン ノックターン第20番のメロディーが・・・・もう胸が締め付けられてしまい金縛りの状態です。テクニックがどうのこうのとか、その様な事はこの曲には通用しませんよね。心に響く、胸が締め付けられる、小山さんの心が伝わって来て何と表現したら良いのか・・・・評論家が職業として色々書いたりしますが、それは単なる最大公約数の文章なのでしょうね。(評論家を素人の私が評論してはいけませんね。失礼しました!)自分の耳で聴いて、それぞれ皆感じるものが違う。今日はヒシヒシと感じさせられるものがありました。
アンコールも、2曲も弾いてくださいました。
ありがとうございました。
★小山さんに一つ質問があります★
小山さんとの時間はいつも、あっという間に過ぎてしまいます。
なぜでしょうか・・・・・
次は横浜リリスでお会いしましょう♪
From まさと
紀尾井ホール前
開場前の玄関口は既に長蛇の列!
開演前のホール内
当日のプログラム表紙
なんと、帰り際にロイヤルミルクティー(6袋入り)が
全員に無料で渡されました。リッチです!
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