まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。


▼フェスタ・サマー・ミューザ     2008/8/5(火)
▼サンシティクラシック・ティータイムコンサート第116回     2008/7/5(土)

▼オリンピックコンサート2008 〜がんばれ!ニッポン!いざ北京へ〜     2008/6/22(日)



フェスタ・サマー・ミューザ                     

フェスタ・サマー・ミューザ

2008年8月5日(火)

会場:ミューザ川崎

開演19:00 (開場15:00) 終演予定21:00(途中休憩があります)
※15:30からの公開リハーサルあり
 
東京フィルハーモニー交響楽団 
尾高忠明指揮

ラフマニノフ:ヴォカリーズ<オーケストラ版>
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 作品27

★前回のパガニーニ(ミューザ川崎)の感想

フェスタサマーミューザは素晴らしい企画です♪


朝からとても蒸し暑く雷雨が来そうなこなそうな不安定な天気です。
特に東京23区とその周辺は集中豪雨のすごい異常気象が続いていて、それに伴う被害も発生しています。
ヒートアイランド現象?中国がオリンピック開催前にウ化銀などを搭載したロケット弾で雨雲に穴を開け、 オリンピック開会式を晴らそうとしている事の影響?色々と憶測が飛び交っています。
いずれにせよ雨に降られる事無くミューザへ無事たどり着きました。
今日は15:30からのリハーサル公開もあり既に気分は絶好調と言った所でしょうか!
僕は仕事を終え向かいましたので本番からの参加になります。

パガニーニ・ラプソディーは僕に取りましては特別な曲でして、このファンサイトを立ち上げるきっかけになった曲なのです。
忘れもしない4年前、サントリーホールでのパガニーニ。この曲があったから小山さんとめぐり合えたと言っても過言ではありません。
そして昨年、ここミューザ川崎で東京交響楽団と高関健さんによるパガニーニを聴いた日が、丁度ファンサイト4周年目でした。
今日、ここミューザ川崎でパガニーニ・ラプソディを再び聞く事が出来る喜びは何とも形容しがたい思いです。

ミューザ川崎に着くとフェスタ・サマー・ミューザのイベントの看板やらで気分はそれで無くとも盛り上がってしまいます。
ここミューザ川崎は洗練されたとても素晴らしいホールですが、この様な企画物についてもアイデアを凝らしていて夢があり素晴らしいと思います。

さて今日の一曲目のヴォカリーズは深い味わいに包まれとても素晴らしい演奏でした。
そしてパガニーニ・ラプソディ。今日の純白のドレスにこの曲への小山さんの思いを感じます。
軽快に始まったラプソディはこの蒸し暑い季節を吹き飛ばしてくれるパワーがあります。
この難曲を楽しげに弾きまくる小山さんに誰もが引き込まれて行きます。今日のラプソディは特に絢爛豪華さが増していたと思います。そして第18変奏、小山さんの髪が左右に揺れ動きピアノとのコラボレーションが最高点に達したとき取り留めの無い感動が津波のごとく押し寄せてきました!
小山さんのラフマニノフへの想い、そしてこのラプソディを通して私達聴く者の心にもその想いが十分に伝って来ました。
そしてクラマックスを向かえ、最後は小山さんのピアノで厳かに弾き終わり曲は閉じました。
小山さんは沢山の拍手に応え何度もカーテンコールしました。
僕も感無量の放心状態のまま休憩時間を迎えました。

後半は、ラフマニノフ:交響曲第2番ですがこの曲はラフマニノフのコンチェルト、ラプソディーとは切っても切れない定番ですね。
東京フィルハーモニー交響楽団と尾高忠明さんとの濃密な演奏が何とも言えず素晴らしくブラボーの嵐があちらこちらで沸き起こっていました。
最後は尾高忠明さんの・・・もう寝ます・・・のジェスチャーで全ての演奏は終了しました。


今年は10月4日のサントリーホール22周年記念 ガラ・コンサート「響」(正装コンサート)で、もう一度小山さんのパガニーニ・ラプソディが聴けます(一部抜粋ですが)。何とも楽しみな催しです。



今日のお勧めの1枚<クリック>




演奏をお聴きになられた方へ => 一言感想をお寄せ頂けますと嬉しいです => こちらです



どんよりした曇り空で蒸しています。

インフォメーションにはフェスタサマーミューザの案内が



ホール内はフェスタサマーミューザでお祭り気分

いつものミューザとは違いワクワクしてきます!



ストリートオルガンのお出迎え♪

前回も見ました!



更に素晴らしい案内がお出迎え♪

今日は完売御礼!!



6時30分に入場開始となりました。

既に沢山の方が来ていました!



CD売り場はいつもの通り。
やはり小山さんのパガニーニ・ラプソディーが



既にピアノはセッティング済みです。

始まる前のワクワク感がたまりません。



暑いので飲みのもが売れています。

休憩時間にホット一息・・・・



勤め帰りの方も多かったです。

ホワイエも満員御礼!



終演しました。

今日も素晴らしいピアノでした!



川崎駅へと続きます!

ミューザは開放感溢れるホールです。



蒸していますが、なんとなく清々しい気分。

今日の思い出を持ち帰宅します。



<クリック>





Date: 2008/8/5(火)

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サンシティクラシック・ティータイムコンサート第116回                      

2008年7月5日(土)14:00 開演

会場:越谷コミュニティセンター サンシティホール
構成・お話:岡部真一郎

(曲目)
ショパン:ノクターン 第20番 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
ショパン:ソナタ 第3番 ロ短調 作品58

 〜ティータイム〜

ベルク:ソナタ 作品1
藤倉大:Frozen Heat for piano[日本初演]
リスト:愛の夢 第3番 変イ長調
リスト:巡礼の年 第3年より 第4曲 エステ荘の噴水
リスト:パガニーニによる大練習曲より 第3番「ラ・カンパネラ(鐘)」

<アンコール>
ショパン:
ノクターン第2番変ホ長調 作品9−2
ワルツ第1番変ホ長調 作品18「華麗なる大円舞曲」

<質問コーナーでの女の子からのリクエスト>
エリーゼのために

★前回のティータイムコンサートの感想





梅雨もそろそろ終わりなのか、今日はもの凄く暑い一日になりました。
一年半前に来た越谷コミュニティセンターは、たしか小雪が降っていましたので、越谷は寒いのと暑いのと両方を味わいました(笑)
越谷は僕の家からはとても遠いのですが、前回、とても良い印象を持っているホールなので今日も楽しみです。

南越谷駅に降り10分位歩くとダイエーがあり、その後ろに越谷コミュニティセンターがあります。
ホールに着くと、入場を待つ長蛇の列がありました。
前回も同様ですが、半分の席が自由席なのでこれを求めての列になります。
ティータイムコンサートと言うのも魅力の一つでなかなか良い企画だと思います。

進行役は前回と同じく岡部真一郎さんになります。
今日の小山さんはサイン会の時の写真にもありますが、淡いグリーンにぺズリーの模様とキラキラと輝く石が散りばめてある素敵なドレスです。
前半はショパン。静まりかえった会場内を小山さんのピアノから淡い音色が会場内を和やかに包み込みました。
2010年はショパン生誕200年。そしてショパン国際コンクールもあり、これから益々演奏される回数が増してくると思います。
そしてインタビューなどでもお答えになっていまが、2010年のショパンコンクールには小山さんが審査員として行かれる予定もあるそうなのでファンとしてもとても嬉しい年になりそうです!

前半が終わると、お待ちかねのティータイム。丁度3時の休憩時間に合わせたとても嬉しい時間です。
コーヒー、紅茶、オレンジジュースが飲み放題です。
あっと言う間にホワイエは沢山の人で一杯になり、それぞれ好きな飲み物を片手に思い思いの時間を過ごしています。

後半の演奏が始める前に、パンフレットに添えられていましたソリストへのご質問と言う用紙が休憩時間に回収され、それを岡部真一郎さんが沢山の中から選び出して何枚か紹介されたのですが、その中にピアノを習っていると言う女の子が練習していると言うエリーゼのためにをリクエストしていました。ひょっとするとアンコールで聴けるかも?小山さんのエリーゼのためにはあまり聴ける曲ではないので、もし弾いてくれるのなら、とても楽しみです。
あと、小山さんのこれからの楽しみは?と言う質問には、海外(エストニアとポーランド)での演奏会を上げられていました。

さて、後半はベルク・ソナタから。この曲の後に日本初演の藤倉大の曲があるので、その導入曲?としてかも??
前回、オーチャードでも聴いた曲なので、つい先日の事なのですが、とても懐かしく思い出しました。
そして藤倉大さんの曲。現代音楽にある無機質感はそれほどなく、とても力強い流れを持った素晴らしい曲でした。
昨年は望月京さん。そして今年は藤倉大さんと日本人の若手作曲家を知ることが出来る貴重なコンサートで恐らく岡部真一郎さんの計らいなのでしょう。世界では、日本人の若手作曲家が活躍していると言う事を改めて感じました。
そしてリストは僕の好きな曲ばかり。とくにエステ荘の噴水は、もう何度聴いても素晴らしいの一言。この暑い季節にはぴったりの曲でした。
鳴り止まぬ拍手の中を小山さんは何度も舞台に登場され、アンコールもありました。
そして、何と女の子からのリクエストでありますエリーゼのためにが最後に弾かれると、客席からどよめきが・・・
そうです。皆さんも密かに期待していたのです。改めて聴くととても素敵な曲ですよね。

前回もそうでしたが越谷でのコンサートではいつも暖かな好印象を持つ事が出来ます。
携帯の切り忘れや、ざわつき感が殆ど無く、観客の皆さんのマナーの素晴らしい事が大きく影響していると思います。
お客様の殆どが心から音楽を愛され楽しむことを知っているからだと思いますね。

サイン会は勿論大盛況。ホール自体あまり大きくないので、この長蛇の列は殆どの方がサイン会に並ばれたと言う事になります。
僕の前には丁度、エリーゼのためにをリクエストした女の子がいて、小山さんからピアノについて色々と教えてもらっていました。

ホールを出ると夏の暑さがまたどっと振りかぶってきました(笑)
取りあえず、雨にも降られず無事に帰宅しました。


演奏をお聴きになられた方へ => 一言感想をお寄せ頂けますと嬉しいです => こちらです



1年半ぶりの越谷



半分が自由席。開場前から長蛇列です。



CD購入者にはサイン会があります。

リサイタルには丁度良い空間。



休憩時間のティータイム。飲み放題です!

コーヒー、紅茶、オレンジジュースが飲み放題。



皆さん、寛ぎながらのティータイム。



ティータイムが終わりました。

かたずけが大変ですね!



スペシャル・アンコールはエリーゼのために・・・



サイン会は長蛇の列。



ファンの皆さんと楽しく語らう小山さん。
   エリーゼのためにをリクエストした女の子と
        ピアノの弾き方を楽しく語り合ってます。



今日もお疲れ様でした♪

サイン会で頂いたカード



プログラム <クリック>

小山さんメッセージ <クリック>

チラシ <クリック>



Date: 2008/7/5(土)

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オリンピックコンサート2008 〜がんばれ!ニッポン!いざ北京へ〜                      


日時平成20年6月22日(日)

開場/16:30 開演/17:30 終演予定/20:00
会場 NHKホール(東京・渋谷)


指揮 円光寺 雅彦
演奏 新日本フィルハーモニー交響楽団
小山実 稚恵(ピアノ)、劉 薇 (ヴァイオリン)


第1部
ビゼー/歌劇「カルメン」前奏曲
フンパーディング/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
マスネ/タイスの瞑想曲
馬思聡/塞外舞曲
チャイコフスキー/弦楽セレナード第2楽章
シャブリエ/狂詩曲「スペイン」


第2部
サマラ/オリンピック讃歌
古関裕而/東京オリンピックマーチ
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー
ベートーヴェン/交響曲第7番 第4楽章






主催:財団法人 日本オリンピック委員会(JOC)
後援:文部科学省、NHK、ニッポン放送
特別協賛:佐川急便(株)
制作協力:NHKプロモーション



今日は朝から雨でした。
会場に着くとハガキとチケットの引き換えで沢山の人が列を作っていました。
手続きを済まして中に入るとそこはもうオリンピック一色の世界。北京オリンピックで使用する選手団の衣装の展示や記念グッズの販売などがあり沢山の人でごった返していました。
無料のコンサートなので満員御礼!3000人近くの人でもの凄い熱気に包まれていました。
今回、2階席の前の方だったので視界は抜群!オペラグラスも持ってきたので準備も万端です。
それにテレビカメラの入っていますね。(BS シンフォニー アワー NHK:BS2 2008年 7月18日(金) 10:00 〜で放送予定の様です )

司会は松岡修造さんとNHKアナウンサーの武内陶子さん、そしてゲストの岩崎恭子さんと有森裕子さんが加わりオリンピックの臭いプンプンです。
しかも’64年に開催された東京オリンピックの映像シーン(モノクロ映像)が音楽に合わせて流れる事で当時の感動が蘇ってきました。(恐らく当時を知る人間は半数?くらいかも??僕も知ってます・笑)
更に過去のオリンピックでのメダル獲得者のシーンも流れ感動は増すばかりです。
途中、オリンピック豆知識なるコーナーもあり、色々と驚かされました。
特に走り幅跳びと高跳びの世界記録を示す実際のマークが舞台上に置かれると、その凄さに改めて驚かされました。特に走り幅跳びの男子8メートル95センチの世界記録には本当に一回のジャンプで???と言う物凄さでした!
そして中国のバイオリニスト劉 薇さんのマスネ、タイスの瞑想。とても深い味わいの素敵なバイオリンでした。インタビューでは先に起きた中国の大地震について述べられましたが、これに負けず中国は北京オリンピックを成功させますとお答えになってます。
第1部は大体こんな感じで映像シーンとクラシック音楽が心地良く流れました。

休憩時間にホワイへ出ると凄い人だかりが・・・
チャリティーのために募金箱を手にしたメダリストの岩崎恭子さん、小谷実可子さん達がいたのです。殆どの観客の皆さんは募金を忘れてひたすら携帯を片手に写真撮影で、これにはメダリストの皆さんも苦笑い。たまらず岩崎さんが写真ばっかりで募金も宜しくお願いしますと募金箱を高々と上げました(笑)
するとドット募金が。僕も少ないながら募金し写真撮らせて頂きました(笑)・・・岩崎さんよりありがとうございます。と・・・(嬉)

そして第2部に小山さんが登場されました。
小山さんはラプソデーインブルーに合わせた濃いブルーのドレス。とても素敵です!
最初はクラリネットから・・・まさにジャズの雰囲気満載。
小山さんは昨日のオーチャードの疲れも無くとても楽しそうにお弾きになられていました。やはりガーシュインはこの明るさが一番ですよね。ワクワクする弾むリズム、軽快なフットワークは小山さんならではのピアノです。今日は北京オリンピックの前祝を感じさせるとても楽しく清々しい小山さんのピアノでした。
ガーシュインはクラシック音楽として地味に聴くのも良いですが、この様な催し物では更に輝く曲ですね。
そして円光寺さんの指揮による新日本フィルのメンバーの皆さん。知る所によりますと新日本フィルのメンバーの中には小山さんの同級生の方も居られるとか。息がピッタリなのは言うまでもありませんね。
目で楽しみ、耳で楽しむ素敵なコンサートでした!
そして演奏後に小山さんを含めた有森さん、岩崎さんとのインタビューがあったのですが、小山さんはあのアトランタオリンピックを観戦され有森さんを声援されていたのです。マラソンを沿道とそしてあのゴールで・・・
小山さんはスポーツ観戦が大好きなピアニストとしても有名ですが、その理由の一つとしてスポーツ選手と音楽のアーチストには共通する部分があると言うこと。本番では自己を高め、どの様な状況下でも精神を集中する事で最大限の力を出し切る。きっと精神面での共通性を言われているのだと思います。
最後は小山さんと有森さんが当時を懐かしみ惜しみない握手を交わされていました。
コンサートも素晴らしかったですが、この様にジャンルを超えた心の交流を知ることも楽しみの一つですね。
今日のコンサートでオリンピックに参加されるアスリート達は沢山の勇気を貰う事が出来たと思います。
がんばれ!ニッポン!いざ北京へ!!



演奏をお聴きになられた方へ => 一言感想をお寄せ頂けますと嬉しいです => こちらです





梅雨本番!朝から雨でした。



会場内はオリンピックムード一色!



この雰囲気。とても熱いです!!



日本選手団のユニフォーム



オリンピックの関連グッズ販売されてました



あちらこちらがオリンピック



正面の巨大スクリーンに映像が映し出されました



売り場はどこも大盛況でした!



休憩時間の様子です


被災地に向けての募金活動です。 岩崎さんから、ありがとうございます。と・・・



募金よりも写真撮影??

メダリスト達は苦笑いです(笑)



撮影会?は更に続く。気が付くとメダリストいませんでした(笑)



沢山の寄せ書き



楽しかったコンサートも終演しました。



プログラム <クリック>

オリンピック賛歌 <クリック>




Date: 2008/6/22(日)

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