今日は久々の快晴で朝から気持ちの良いスタートです。
ここ
所沢文化センター ミューズ アークホールは
2005年10月10日に日フィルさんとのコンサートで来たことがあります。
このときはコバ研さんとのチャイコでした。
西武線・航空公園駅を降りると誰もがビックリする様な光景が目に飛び込んできます。
そうなんです。目の前にかつてエアーニッポンで活躍したYS−11が飛び込んできます!
大人げ無くワクワクしてしまうこの気持ちは私だけ???
ここ所沢は日本の航空発祥の地なんだそうです。
1911年、4月1日に日本初の航空機専用飛行場がここ所沢に完成、同月5日に徳川好敏大尉が操縦するフランス製複葉機アンリ・ファルマン機が高度10m、飛行距離800m、飛行滞空時間1分20秒の飛行を行なった。以来終戦まで試作航空機や飛行船、航空兵の操縦訓練に使用された。戦後(1945年)、アメリカ軍に接収され1971年に通信施設を残して約6割の土地が返還、現在まで約7割が返還されている。と言うことだとか。。。。。。
駅を降りて歩くこと約10分でミューズ アークホールに到着です。
ちょうど、入場時間2時30分に着きましたが、もう沢山の人が列を成していました。チケットも当日券は無く、完売でした!!
指揮者の佐渡裕さんは、レナード・バーンスタインに師事されたとのこと。私が学生の頃はカラヤンのライバルがレナード・バーンスタインといったイメージがあり当時はすごい人気でした。あとマタチッチ、スウィートナー、ユージン・オーマンディー、キリル・コンドラシン、ブルーノ・ワールターなんて名前が脳裏に浮かんで来ました。
当時もクラシックにハマッテました(笑)
ミューズ アークホールの中は?と言えば螺旋状のスロープ式階段??が目を引きますね。
周囲がガラス張りなのに、なぜか中は幾分暗めの印象があります。
客席内は非常に落ち着いた感じでなかなか良い印象です。舞台の後ろに配置されたパイプオルガンの左右にミューザの天使の像が客席を見ています。
前半は小山さんです。
小山さんはピンク系の鮮やかなドレスで会場に一輪のバラの花が添えられた様でとても素敵です。
まちに待った3番が、佐渡さんのタクトと共に始まりました。
小山さんの切ない旋律が静かに始まりそして美しい旋律の嵐が徐々に激しさを増していく。
小山さんはこの頃には既にピアノと一体になっている。小山さんのカデンツァ。今日も熱いです!!最高です。もう何度、これで泣かされたことか。。。。
そして天にも昇る様な小山さんの優しいメロディーが続きます。。。。何十回、何百回聴いても感動が止まらない。クラシック音楽は本当に不思議だと思います。
第2楽章のもの寂しく始まるメロディーから徐々に激しさを増し、そして怒涛のように押し寄せる小山さんのピアノの調べ。。。。。私を含め、全ての客席の皆さんは完全にラフマニノフの世界を漂っていました。そして。。。。。小山さんのピアノと佐渡さんの熱い指揮、それに答える東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん、私の頭の中は真っ白になってます!!天まで登りつめました♪
そしてそして、第3楽章!!!小山さん、佐渡さん。すご〜〜〜〜く熱い熱演です!!今日は熱くなるのを覚悟でジャケットは脱いで起きましたが正解でした。
ブラボ〜〜〜♪最高に熱いラフでした!!!
ブラボ〜〜の嵐、そして鳴り止まない拍手!!佐渡さんも汗ダクダクで嬉しそうな最高の笑顔をしてました!!
これまでに聴いた小山さんのラフ3の中でも際立った名演奏だったと思います!!!
小山さん、今年はあと3回はこのラフ3を聴かせて頂きますが、どうぞまさとの魂は取らないでくださいね(笑)
覚め止まぬ興奮の中で後半はショスタコーヴィッチの第5番、疲れを知らぬ佐渡さんと東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん。。。。とにかく迫力ある名演奏!
レナード・バーンスタインの魂が、今ここに宿る。。。。。佐渡さん、素晴らしかったです!そして素晴らしい笑顔でした!!
明日は、再び横浜みなとみらいですね。
今日も沢山の小山さんファンの方々から、声を掛けて頂きました。いつも本当にありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。
そして明日、横浜でまた皆さんとお会い出来る幸せ♪
。。。。。小山実稚恵さま、あなたのピアノが私たちを幸せにしてくださっています。どうぞご健康にご留意されまして、これからも頑張ってください♪