まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

▼ 所沢文化センター ミューズ アークホール           2007/4/21(土) 
▼ 第25回 神奈川トヨタ・クラウン・クラシック・コンサート     2007/4/18(水)  
▼ 2007年都民芸術フェスティバル  オーケストラシリーズNO.38    2007/3/21(水)  


  
 所沢文化センター ミューズ アークホール                       


日時:2007年4月21日(土)
開演:3:00PM
会場:所沢文化センター ミューズ アークホール
[指揮]佐渡 裕 
東京フィルハーモニー交響楽団

<前半>
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30   
                                => ラフマニノフ特集へ
<後半>
ショスタコーヴィッチ:
交響曲第5番 ニ短調 作品47
<アンコール>
ドヴォルザーク  スラブ舞曲第8番

な・なんと 路上に飛行機が???


今日は久々の快晴で朝から気持ちの良いスタートです。
ここ 所沢文化センター ミューズ アークホールは2005年10月10日に日フィルさんとのコンサートで来たことがあります。
このときはコバ研さんとのチャイコでした。
西武線・航空公園駅を降りると誰もがビックリする様な光景が目に飛び込んできます。
そうなんです。目の前にかつてエアーニッポンで活躍したYS−11が飛び込んできます!
大人げ無くワクワクしてしまうこの気持ちは私だけ???
ここ所沢は日本の航空発祥の地なんだそうです。
1911年、4月1日に日本初の航空機専用飛行場がここ所沢に完成、同月5日に徳川好敏大尉が操縦するフランス製複葉機アンリ・ファルマン機が高度10m、飛行距離800m、飛行滞空時間1分20秒の飛行を行なった。以来終戦まで試作航空機や飛行船、航空兵の操縦訓練に使用された。戦後(1945年)、アメリカ軍に接収され1971年に通信施設を残して約6割の土地が返還、現在まで約7割が返還されている。と言うことだとか。。。。。。
駅を降りて歩くこと約10分でミューズ アークホールに到着です。
ちょうど、入場時間2時30分に着きましたが、もう沢山の人が列を成していました。チケットも当日券は無く、完売でした!!
指揮者の佐渡裕さんは、レナード・バーンスタインに師事されたとのこと。私が学生の頃はカラヤンのライバルがレナード・バーンスタインといったイメージがあり当時はすごい人気でした。あとマタチッチ、スウィートナー、ユージン・オーマンディー、キリル・コンドラシン、ブルーノ・ワールターなんて名前が脳裏に浮かんで来ました。
当時もクラシックにハマッテました(笑)
ミューズ アークホールの中は?と言えば螺旋状のスロープ式階段??が目を引きますね。
周囲がガラス張りなのに、なぜか中は幾分暗めの印象があります。
客席内は非常に落ち着いた感じでなかなか良い印象です。舞台の後ろに配置されたパイプオルガンの左右にミューザの天使の像が客席を見ています。
前半は小山さんです。
小山さんはピンク系の鮮やかなドレスで会場に一輪のバラの花が添えられた様でとても素敵です。
まちに待った3番が、佐渡さんのタクトと共に始まりました。
小山さんの切ない旋律が静かに始まりそして美しい旋律の嵐が徐々に激しさを増していく。
小山さんはこの頃には既にピアノと一体になっている。小山さんのカデンツァ。今日も熱いです!!最高です。もう何度、これで泣かされたことか。。。。
そして天にも昇る様な小山さんの優しいメロディーが続きます。。。。何十回、何百回聴いても感動が止まらない。クラシック音楽は本当に不思議だと思います。
第2楽章のもの寂しく始まるメロディーから徐々に激しさを増し、そして怒涛のように押し寄せる小山さんのピアノの調べ。。。。。私を含め、全ての客席の皆さんは完全にラフマニノフの世界を漂っていました。そして。。。。。小山さんのピアノと佐渡さんの熱い指揮、それに答える東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん、私の頭の中は真っ白になってます!!天まで登りつめました♪
そしてそして、第3楽章!!!小山さん、佐渡さん。すご〜〜〜〜く熱い熱演です!!今日は熱くなるのを覚悟でジャケットは脱いで起きましたが正解でした。
ブラボ〜〜〜♪最高に熱いラフでした!!!
ブラボ〜〜の嵐、そして鳴り止まない拍手!!佐渡さんも汗ダクダクで嬉しそうな最高の笑顔をしてました!!
これまでに聴いた小山さんのラフ3の中でも際立った名演奏だったと思います!!!
小山さん、今年はあと3回はこのラフ3を聴かせて頂きますが、どうぞまさとの魂は取らないでくださいね(笑)
覚め止まぬ興奮の中で後半はショスタコーヴィッチの第5番、疲れを知らぬ佐渡さんと東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん。。。。とにかく迫力ある名演奏!
レナード・バーンスタインの魂が、今ここに宿る。。。。。佐渡さん、素晴らしかったです!そして素晴らしい笑顔でした!!
明日は、再び横浜みなとみらいですね。
今日も沢山の小山さんファンの方々から、声を掛けて頂きました。いつも本当にありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。
そして明日、横浜でまた皆さんとお会い出来る幸せ♪
   。。。。。小山実稚恵さま、あなたのピアノが私たちを幸せにしてくださっています。どうぞご健康にご留意されまして、これからも頑張ってください♪


            
                 何とも意味深な駅名です                                                 それもそのはず、なんと飛行機がで〜〜〜んと!!


            
      そうなんです、ここは日本の航空発祥の地なんだそうです


            
     ホールに着きました!ちょうど入場開始が始まった所でした!!


              
この瞬間が、一番ワクワクします。皆さんの顔にも笑顔と期待が・・・



              
                      いらっしゃいませ・・・・・・・


          
            CDコーナーも楽しみの一つです!                            やはり皆さんのお目当ては小山実稚恵さんのラフ3・・・・・名盤です


               
    休憩時間のひと時は、何とも言えず心地よい時間です♪


               3
  喉が渇くので喫茶コーナーはいつでも大賑わいです。              


               
                螺旋階段がお洒落です!                                                             ときめきと感動を胸に終演です♪


             
                                                                                       アンコールはドヴォルザーク  スラブ舞曲第8番でした!


          
       5時過ぎですが、まだまだ明るいです!



        この道をまっすぐ10分程歩くと航空公園駅です。




         
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Date: 2007/4/21(土)

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 第25回 神奈川トヨタ・クラウン・クラシック・コンサート                       

日時:2007年4月18日(水)
開演:7:00PM
会場: 横浜みなとみらいホール
[指揮]ハンス=マルティン・シュナイト 

神奈川フィルハーモニー管弦楽団

<前半>
ベートーヴェン:
エグモント序曲
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
<後半>
ベートーヴェン:交響曲第7番

地元 横浜みなとみらいホール♪


今日は久々の横浜みなとみらいホールです。
横浜は一応私のホームグランドでありますが、みなとみらいへはあまり足を運びません。
今週始めより雨が続いていて、今日も3月下旬の陽気だそうで、また冬に逆戻りした感じです。
神奈川トヨタ・クラウン・クラシック・コンサートは、これまでに第22回 リスト:ピアノ協奏曲第2番 と 第24回 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番を聴かせていただきましたが、どのコンサートも素晴らしいもので、トヨタさんに感謝の一言です。
今日の席は1階の中央ブロックの少し左手の前から19列目で舞台が全部見渡せる絶好のポジションです。
いつもは、ほとんどが前方の席だったので気がつきませんでしたが、少し後ろの方の席が音がとても綺麗に聴こえますね。
今日の小山さんのドレスは濃紺の玉虫色で皇帝にふさわしいゴージャスなドレスでした。
皇帝は何といっても最初の出だしが豪華絢爛でまさにナポレオン登場の雰囲気ですね。
今日の小山さんの演奏は特に切れが良くて豪華絢爛でこれならナポレオンも元気が出てきますね!
会場の皆さんも終始ご満悦のご様子で無料+豪華な演奏曲目で最高の気分でいるのでしょう!
トヨタさんありがとうございます。この際、皆さんも是非、クラウンを1台如何でしょうか?(笑)
そしてあっという間に3楽章目です。楽しい時間は立つのが早いですね!
小山さんと神奈川フィル、そしていつまでも若い翁・ハンス=マルティン・シュナイトさんが一体となって最後の最後まで格調高き、皇帝を奏でて下さいました。この素晴らしいコンサートに乾杯です!!
帰りは冷たい雨がシトシトと降っていましたが、私の心の中はもうナポレオンです(意味不明)
小山さん、今日も最高のピアノをありがとうございました!!
さて、いよいよ次はラフ3ですね!ファンの皆さん、小山さん、次は埼玉でお会い致しましょう♪



            
                             19時開演です!                                                             今日は午後から雨です


            
        電光掲示板はブルーとオレンジがありました


            
          今回はシュナイトさんは元気に登場です


              
           小山さんのCDも販売されてます                                  宣伝上手です!



              
            ホールは周囲が前面ガラス張りで開放感があります


               
        今日は招待のコンサートで満員御礼です


               
             夜のみなとみらいは素敵です!


               
    休憩時間のひと時もコンサートの醍醐味です!              


               
             休憩時間の喫茶コーナー


             



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Date: 2007/4/18(水)

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 2007年都民芸術フェスティバル  オーケストラシリーズNO.38                       


日時:2007年3月21日(水)
開演:2:00PM
会場:東京芸術劇場
[指揮]大友直人

東京フィルハーモニー交響楽団

<前半>
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」 作品9
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
<後半>
チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 作品36
<アンコール>
チャイコフスキー:くるみ割り人形・トレパック

そろそろ春の気配が・・・・・


今日は池袋にある東京芸術劇場(通称:芸劇)でのラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番です。
東京の主力ホールと言えば、ここ芸劇とサントリーホールですが、サントリーホールが改修工事のため 2007.4.2〜8.31 まで休館なんです。
その間、ここ芸劇の役割が更に大きく増してくれと思います。
今日は天気が良いので早めに家を出て、渋谷にある行きつけのラーメン屋で腹ごしらえしてから山手線で池袋へ向かいました。
天気が良いので芸劇前の広場がまばゆいばかりに輝いて見えました。
本当に今日は気持ちの良い日です。日本の平和がどんなに幸せな事なのかをつくずく思う次第です。 入場時間前にホールに着いたので、しばらくブラブラしながら時間を潰していましたが、開演前のこの一時もなかなか良いものです。
さて入場開始になりましたが、今日は早くからチケット完売になっているので沢山の人があっと言うまに押し寄せてきました。
ただ、芸劇のホールはとても広々としているのでそんなにごった返す事はありません。
今日は比較的前の方の席で、丁度小山さんのお顔が拝見できる位置でした。まさととしてはベストな場所です(笑)
演奏開始前のザワザワした会場内の雰囲気は本当にワクワクして良いものです。
一曲目はベルリオーズのローマの謝肉祭です。とても軽やかでリズミカルなメロディーは東京フィルハーモニー交響楽団さんのお得意とする所ですね。
大友さんの華麗な指揮はいつ見ても(聴いても)素晴らしいものがあります。
前半二曲目は、いよいよ小山さんのラフ2です。今年は小山さんのラフマニノフ・イヤーですが、まずは2番からです。
小山さんはプレシアンブルーのとってもゴージャスなドレスで、ラフマニノフの曲に良くマッチしています。
小山さんが椅子に着き、深く鍵盤に顔を落とすと、ロシアの大地から鐘の音が響き渡ってきました。
ぞくぞくします。力強く壮大な小山さんのモデラートの和音は鐘の響きになって全ての観客の皆さんの心に感動の響きとなって伝わって行きます♪
素晴らしい!!まさとは、この瞬間をこの様に感想として書き記録を残せる事をとても嬉しく思う次第です。
そして第2楽章は、小山さんのピアノからロマンティズム溢れる甘い香りが春風と共に押し寄せて会場内を埋め尽くしました。
こんなにも幸せを感じる瞬間は人生でもあまり無いと思います。そっと目をつぶり、小山さんのピアノの一音一音を心の中に焼き付ける。
これ以上たとえ様のない幸福感を、心の中に一杯に詰め込みました。
そして第3楽章は大友さん、東京フィルの皆さんとの息も切らさぬ華麗なる演奏でフィナーレを迎えます。
壮大でドラマチックなフィナーレ!十分にラフマニノフを堪能出来ました!!
ブラボーの嵐と割れんばかりの拍手は、この感動と至福の時間を届けてくださった、指揮者の大友さん、東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん、そして小山さんへの感謝の気持ちでもあります。
休憩時間にホール内を散策しましたが、あちらこちらでラフ2の感動を抑えきれない思いとして話し合っている声が聞こえてきました。
小山さんのファンの一人として、とても嬉しい瞬間でもあります。
後半は、チャイコフスキーの4番。この組み合わせはのプログラムとても多い様に感じますが、この4番を聴いてなるほど、っと思いました。
大友さんの体全体で表現する華麗な指揮とそれに答える東京フィルハーモニー交響楽団の皆さんのこの4番は感動と爽快感を満喫できる名演奏でした。
今日でまさとのコンサートはしばらくお休みになりますが、来月21日のラフ3番を楽しみに待ちながら、仕事に精を出そうと思う次第であります。
今日の穏やかな一日に感謝しながら、池袋を去りました。
小山さん、今日も素晴らしい感動をありがとうございました。十分に充電出来た、まさとでした♪


                 
                   今日は朝から素晴らしい青空です。                                 黄色いのは人力タクシーです。サラリーマン2人が乗り込む所です。 


                 
     今日の大ホールはチケット完売の表示が出てました♪


                 
     エスカレーター上り口にある”まちかどこども美術館”


                   
                                                      芸術劇場に住んでいる少年



                 
                  係りの方が準備している所でした                                                               入場時間まじかです!


                  
         ホール内のエスカレーター


                 
       芸術劇場のホール内はとても広くて気持ち良いです


                 
 小山さんのCDとぴあ出版社”小山実稚恵の世界”がありました                  


                 
             休憩時間の喫茶コーナー


                   
                 シャンシャインビルが見えます                                    アンコールはくるみ割り人形・トレパックでした


                  
                  公演が終了しました

                 
        芸術劇場のエスカレーターは壮観です!


                 
              丁度、芸術劇場に日が沈む所でした


                   
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Date: 2007/3/21(水・春分の日)

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