まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

▼ 〜レクチャーコンサート☆バッハの真髄を探る〜   第3回 ピアノで弾くバッハ最前線  2007/3/18(日) 
▼ ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団  名曲全集 第25回   2007/3/3(土)  
▼ 東京フィルハーモニー交響楽団 オーチャードホール定期演奏会 第733回  2007/2/18(日)


 〜レクチャーコンサート☆バッハの真髄を探る〜   第3回 ピアノで弾くバッハ最前線 (杜のホールはしもと)                       


日時:2007年3月18日(日) 15時
会場:杜のホールはしもと
構成・解説:磯山雅

礒山雅 presents バッハの宇宙 2006
〜レクチャーコンサート☆バッハの真髄を探る〜

第3回 ピアノで弾くバッハ最前線 ―― 小山実稚恵の現在

<前半>
バッハ:コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639
バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV826
<後半>
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より プレリュードとフーガ ロ短調 BWV869
バッハ:平均率クラヴィーア曲集第2巻より プレリュードとフーガ イ短調 BWV889
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調
<アンコール>
バッハ:「ゴールドベルク変奏曲」よりアリア


ホールは駅の改札を出てすぐの所です♪

今日は比較的家から近い距離にある杜のホール橋本です。
橋本駅を下りると目の前にデパートがありその7階にあります。
小山さんのバッハは2000年に行われた4回シリーズ以降のリサイタルなのですが、私は今日は初めて聴く小山さんのバッハなので、少し緊張しているかも(笑)
ホールはまだ新しくとても清潔感のがありとても素敵です!
今日は終演後にサイン会があるとの事で、CD売り場は早くも沢山の人で混雑してました。
客席内に入ると既に沢山の方々が開演を待ちわびていて熱気に満ち溢れていました。1階、2階席とも満杯の状態です。まず小山さんが登場されました。
今日は黄金色とでも言うのでしょうか、とても落ち着いた色で素敵なドレスです。
バッハ:コラールを弾かれましたが、宗教色の強い曲がまずバッハの世界の扉を開いてくれました。
演奏後は磯山さんが登場され小山さんとのトークを行いました。
この杜のホール橋本の印象は?との問いかけに小山さんは木のイメージを感じる事が出きる素晴らしいホールでして椅子の配列も微妙にずらしてあり前の人の頭が重ならないようになっていてとても良く考えて設計されています。
また磯山さんよりバッハ作品は18世紀の作曲ですが、その宇宙的音楽は現在でも新鮮に語り告がれ、この先1000年たっても同じだと言われていた様に思います。とにかくバッハの音楽はどの時代でも新鮮な輝きを放っていると言う事?かと思いました。
そして次はパルティータですが、この曲はクラヴィーア練習曲集第1部として出版され様式的にも技巧的にも最高の発展段階が示されているとの事でした。
つまり当時としては革新的な様式だった様です。
小山さんは、パルティータではもう完全にバッハの世界に心が浸っていて聴いている私たちも同様に、いつものリサイタルとは違う音の世界に引き込まれていました。
そして後半は名前だけは聞いたことのある平均率クラヴィーア曲集です。
ここでは磯山さんのとてもユニークな解説があり聞く者を強く弾きつけるものでした。
バッハはこの当時としはとても革新的な半音階的手法を取り入れ、その流れが現在に繋がっているとの事でした。
各小節に半音階が登場するのですが、磯山さんは紙に書いた音符を見せながら我々にも分かり易く解説してくださる姿はまさに教鞭を取られている磯山教授でもありました。そしていよいよ小山さんの平均率クラヴィーアです。
やはり生演奏の迫力はとても素晴らしいです。
目をつぶるとそこには大きな宇宙空間があり永遠の響きを小山さんが奏でている様でした。
そして最後の半音階的幻想曲とフーガでの小山さんのピアノの響きは重厚で迫力のあるものであり、その響きは聴く者の骨の髄まで響き渡るものでした。
今日はいつもと違い、とても真面目な?尊厳のある音の世界を旅した様な気持ちになりました。
アンコールは磯山さんからも事前に説明があった様に、「ゴールドベルク変奏曲」アリアはとても穏やかな曲で熱くほとばしっていた心を優しく包んでくれている様でした。
ふと我に返ると今日も小山さんと一緒にバッハの音の世界を旅していた自分がそこにいました。
小山さん、今日も素敵な音の旅をありがとうございました。
終演後はお待ちかねのサイン会です。
今日も長蛇の列の中を一人一人に優しく声を掛けながら対応されている小山さんはとても輝いておられました。
今日も、お疲れ様でした。
次は21日の東京芸術劇場・ラフマニノフのピアノ協奏曲2番で皆さんとお会い出来ますね♪
それまで皆さんお仕事頑張りましょう!!


                    
 今日は朝から晴天です!もう春です♪   


            
     初めて訪れる杜のホールはしもとです


            
                丁度入場の時間です


              
  ホール内はとても明るく清潔感が漂うホールです



              
      CDコーナーはご覧のように今日も大盛況でした♪


               
         休憩時間も穏やかなホール内


               
        サイン会は今日も長蛇の列でした


               
                                                                                   ホールはデパート内の7階にあります


               
          5時ですが、だいぶ日が落ちてきました。                                     橋本駅前で突然こんな人が目の前に(笑)


            
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Date: 2007/3/18(日)

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  ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団  名曲全集 第25回                        

日時:2007年3月3日(土) 18時

場所:ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮者:高関 健

ショスタコービッチ:劇伴(劇場)オーケストラのための組曲
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ショスタコービッチ:交響曲 第5番 




今日3月3日は私に取りましてはファンサイトを立ち上げた記念すべき日なのです♪
しかも、このファンサイトを立ち上げるきっかけになった一番好きな曲。。。。今日、4年ぶりに小山さんの生演奏で聴けるのです♪
川崎駅を降りるとミューザ川崎は目と鼻の先にあります。
ホール入り口に着くと、なんと可愛いオルゴールの音が聞こえるではないか。。。。
お兄さんがオルゴールのレバーを一生懸命に手でグルグル回してます♪
後で知ったのですが、これをストリートオルガンと言うそうです。(開場時間を知らせるオルゴールだそうです)
ホール内はとってもスペースが広くゆったりした感じは東京芸術劇場の様な印象を受けます。
そしてなんといっても独特なのは客席内のレイアウトで螺旋状に配置された席はとても素晴らしく、舞台の高さも80センチくらいで演奏者との親近感がもてる高さであり、人間工学を視野に入れた素晴らしい設計だと思います。数あるホールの中でもお気に入りの一つです。
前半の1曲目はショスタコーヴィッチのジャズ協奏曲2番です。曲はとても明るく楽しいイメージで映画音楽のための劇伴の曲だそうです。
指揮者の高関さん、そして東京交響楽団の皆さんもとても楽しそうに演奏しており素晴らしい演奏でした。
そして次は小山さんです。
今日はワインレッドのドレスにキラキラした装飾がとても素敵です!
忘れもしない4年前の小山さんを昨日のように思い出しました。あの時のパガニーニは日フィルでサントリーホールでの公演でした。
2階の席で丁度小山さんの真後ろの席だったのですがロングヘヤーの小山さんがピアノに着き熱く弾き終わるとそよ風の様にピアノを後にされた。。。。
もうその夢の様な出来事にカルチャーショックを受け、ただただこの気持ちを何とか表現出来ないものかと思い立ったのがファンサイトでした。
その当時はネットで調べても小山さんのまとまった情報があまりなく、自分自身の情報サイトとして立ち上げたサイトがこの様に皆さんにも利用して頂けるまでになりました。
そんな事を思い描いていると演奏が始まりました。今日は1階席で目の前にピアノがありそして小山さんの表情が手に取れる席です。
今日の小山さんの演奏はこの曲を通じてこのまさとにメッセージを伝えてくれている事を感じました♪
とても熱く、そして爽やかなメロディーが私の心へ響きます。そして第18変奏曲(X[)にさしかかるとあの4年前に初めて味わった忘れることの無い感動が一気に押し寄せてきて、ただただこみ上げる想いでいっぱいの私がそこにいました。。。
頭の中は走馬灯の様にこの4年間を駆け巡りました。これまでに聴いた約60公演の一つ一つが私の宝です。まさとの感想コーナーはこの思いを綴ってます♪
小山さん、今日も爽やかで暖かい感動をありがとうございました。今日と言う日は、まさとの中では一生忘れることの無い名場面であります♪
演奏が終わった後もブラボーの嵐と沢山の拍手でなんどもステージに出てくれた小山さんは、今日も素敵で輝いておりました♪
後半は、ショスタコービッチ:交響曲 第5番<革命>です。
この曲は大好きな曲で学生時代は毎日聴くほどハマッタ曲です。高関さんの指揮とそして東京交響楽団の演奏は素晴らしいの一言です。
高い力量、特に管楽器の素晴らしい音色に圧倒させられました。
今日は芸術度高いプログラムで大満足の一日でした。
ホールを出ると心地よい風が川崎の街を流れていて、風と共にさりぬまさとでした。。。。。。。
皆さん、どうぞこれからもよろしくお願いいたします m(_ _)m


              
  空はスッキリしない天気ですが、心は爽快です!!   


              
        ポスターを見ると心トキメキます♪                                                 この階段の上が演奏会場になります


               
    オルゴールの音色で入場開始です・・・・・


               
   ミューザ川崎はゆったりした空間の素晴らしいホールです



              
           CDコーナーはご覧のように大盛況でした♪                     若い店員さんも熟年パワーのこの熱気にてんてこ舞いの様子♪


              
            喫茶コーナーも大盛況!


               
      休憩時間のこのひと時が何とも言えず良いですね♪


                
         ホール入り口で見たあのオルガン♪                                                 ストリートオルガンと言うそうです♪



     ミューザのホールはとても素晴らしいレイアウトです。


               
終演後の皆さんには幸せな笑顔が溢れています♪


               
         夜のミューザも幻想的で素敵ですね


               
            さらばミューザ。また会う日まで。。。。。                                                     川崎駅前ロータリー


              
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Date: 2007/3/3(土)

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  東京フィルハーモニー交響楽団 オーチャードホール定期演奏会 第733回


日時:2007年2月18日(日) 15時

シュニトケ:夏の夜のゆめ、ではなくて
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」

ダーヴィド・ゲリンガス(指揮) 

■公演日:2月18日(日) 
■開演 :15:00
■会場:東京/Bunkamura オーチャードホール


一番わくわくする瞬間です!

昨日からもの凄い雨で、今日の午前中まで降ってましたが午後からだんだんやんで来ました。
ちょうど私が家を出るときには完全にやみました。
今日は東京マラソンの影響で都内の交通規制がされていたので、電車がいつもの休日よりも混んでいたような気がしました。渋谷に着くといつもの事ながらものすご〜〜い人です。
ハチ公から直ぐの所に美味しいラーメン屋があり、今日もそこへ行きました。
ラーメンと単品のメンマ(¥200円)のおつまみを頼みましたが、このメンマが結構量があり、そして美味しいのです♪
お腹が満腹になった所でオーチャードへ向かいました。
文化村オーチャードは東急デパートとくっついているのですが、東急の中を通り抜けていきました。
文化村の中には小山さんの大型ポスターがあちらこちらに沢山掲載されています。
オーチャードには、ちょうど入場時間に着きました。
今日はほぼ満席状態でしたが、ホール内は比較的ゆったりした感じでした。(小山実稚恵の世界の日は物凄い人と活気で満ち溢れてますね)
今日も比較的前の方の席で、小山さんの斜め後方で丁度鍵盤と指が見える位置です。
今日の小山さんは鮮やかなグリーンと爽やかな柄の入ったとても美しいドレスでしたが、きっと小山さんのお気に入りの1着だとまさとは感じました!
初めて聴くショスタコーヴィチのピアノ協奏曲でワクワク・ドキドキしてます。
ショスタコーヴィチと言えば、交響曲第5番「革命」が脳裏を横切ります。結構重く重厚なイメージがありますね。
しかし小山さんの指が鍵盤に降りた瞬間、キラビヤカなドラマが展開しました!!
第1楽章は、すごく華やかで賑やかな雰囲気の中でピアノがドラマチックに奏でられていきます。小山さんの世界へいきなり引きずり込まれましたね!!
おもちゃ箱をひっくりかえした様な楽しく絢爛な世界。これが本当にショスタコーヴィチが作曲したの???って位にまさとのショスタコーヴィチに対する印象も変わりました。
そして第2楽章。なんと美しい旋律なんだろう。小山さんは絵本をめくる様に私たちに語りかけてくれました。
第4楽章では、トランペットとピアノが会話するように曲が進みました。テンポも良くリズミカルなショスタコーヴィチに新たな世界を見せ付けられましたね♪
>東京フィルハーモニーの皆さんと指揮者ダーヴィド・ゲリンガスさんとのとても鮮やかで迫力に満ちたハーモニーと小山さんのピアノとの融合がショスタコーヴィチの
曲の素晴らしさを余すことなく私たちに届けて下さいました。
後半のリムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」もとてもロマンチックで心地よく今日のコンサートは気持ちを和ませてくれるものでした。
5時に終わりましたが、渋谷の街はまだまだ明るく活気に満ちていました。
今日のコンサートは昼を渋谷のイタリアンレストランで美味しく食べそしてオーチャードへ、コンサートの余韻の中で銀座で優雅に食事。。。がベストでしょうか??ちなみに私には無関係ですけど(笑)
さて、明日は小山さんとテレビでお会い出来ますね!!
私は昨日から録画スタンバイ OK です!!皆さんもお忘れなく♪


            
文化村の中には小山さんのポスターが沢山あります


           
                    当日券コーナーです                                                                        いよいよ入場時間です


            
                      入り口付近です


              
         今日は落ち着いた雰囲気のホール内です



              
       いつもの通り CDコーナーは大賑わいです


              
     休憩時間の喫茶コーナー

              
      2階のフロアーには小山さんの写真コーナーが


              


               
             5時過ぎですが日が伸びました。                                                               まだまだ明るいオーチャード前


                                 
                      ハチ公前(おまけ写真)                                                                              <クリック 拡大 >



Date: 2007/2/18(日)

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