まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

▼ 秦野市文化会館 リサイタル   2006/12/17(日)
▼ 小山実稚恵 ピアノ・トリオ 夢の響演   2006/12/3(日)  



  秦野市文化会館 リサイタル

日時:2006年12月17日(日)15時(開場14時半) 

場所:秦野市文化会館 小ホール (神奈川県)

演目:
シューマン : 子供の情景 作品15
ショパン  : 
バラード第1番 ト短調 作品23(プログラムのアンダンテスピアナート・・・と順番を替えて演奏されました)
アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22

            *** 休憩 ***

シューマン=リスト:献呈(ミルテの花より第1曲)
リスト :ソナタ ロ短調

<アンコール>
リスト: 愛の夢
スクリャービン:左手のための

今日は神奈川県の秦野市で丹沢の山並みが見れる自然豊かな地です。
ホールに着き辺りを見渡すと目の前に丹沢の山並みが迫って見えています。
ホールには開演20分前くらいに着きました。
今日は終演後にサイン会があるとの事で、CD売り場は早くも沢山の皆さんで賑わっていました。
開演5分前に席に付きます。
さて小山さんの登場です。今日の小山さんは深い赤色のドレスでとても素敵です!
私はいつもは前の方の席ですが、今日は丁度真ん中あたりの列でお馴染みの曲ばかりでしたが、音の響き方や小山さんの演奏されている
お姿などが全く違った雰囲気で味わう事が出来ました♪
曲の構成も最初は柔らかい雰囲気の曲で始まり、最後はリストのソナタ ロ短調と素晴らしい選曲ですね。
シューマンの子供の情景は小山さんが子供達に、優しくそして楽しく語り掛ける様に奏でてくれました。
子供達に優しく奏でた後は、ショパンのバラードで一気に燃え上がりました!
ここのホールは比較的小さなスペースでしたが、音の響きがとても素晴らしく小山さんのピアノの音がグッと迫ってきます。
特にリストのソナタ ロ短調はいつもながらの名演奏で心がとても熱く燃え上がり気が付くと小山さんの世界にどっぷりと引き込まれていました。
燃え上がった心を冷ませてくれる様にアンコールはリストの愛の夢とスクリャービンの左手のためのでした。
小山さんのお優しい心使いがとても嬉しいアンコールでした♪
演奏後はお楽しみのサイン会です。
いつもの事ながら、小山さんは一人一人に優しく接しながらサインをして下さいます。本当に嬉しい事です。
皆さん、サインを頂いたCDを大切にもとの袋に戻していました♪
新譜のシューベルトのCDを購入されている方も目に付きましたが、私もこのCDにサインを頂きました。
今日は私にとりましては今年最後のコンサートとなりましたが、一年を振り返り小山さんのトークやきめ細かな解説のお陰で色々と音楽の
勉強をさせて頂きました。クラシック音楽の楽しさは更に加速する一方です♪
小山さん、そしてファンの皆さん。来年もよろしくお願いいたします m(_ _)m


              
             丹沢連峰の山並みが迫っています      


               
           とても広い敷地で自然が溢れています



               
                    本日の行事案内板                            当日券もまだありました


               
      サイン会があるとの事で大盛況のCD売り場


               
                ホール内はなんとなくのどかでした                                          会場内はこんな雰囲気でした


               
           演奏後のサイン会は長蛇の列でした!


               
       一人一人に優しく接して下さる小山さんでした



             終演後、外は暗闇に包まれていました


               
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Date: 2006/12/17(日)

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 小山実稚恵 ピアノ・トリオ 夢の響演


日時:2006年12月03日(日)15時(開場14時半) 
場所:彩の国さいたま芸術劇場

(曲目)
べートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
一休憩(20分)一
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「偉大なる芸術家の思い出に」

バイオリン:堀米ゆず子
チェロ:堤剛
ピアノ:小山実稚恵



今日は彩の国さいたま芸術劇場でのコンサートですが久々に与野本町の駅まで来ました。
お天気も良く冬にしては比較的暖かく穏やかな日です。
与野本町の駅より徒歩約7〜8分程で、お馴染みのシンボルタワーが目の前に現れ緩やかなスロープを登るとホール前にたどり着きます。
入場時間10分前位に着くと数名の方が入り口前に並んでいました。
先日のオーチャードホールやサントリーホールと比べると、わさわさしていなくて伸び伸びした雰囲気です。
ここのホールは音響が良い事が言われていたと思います。
ホールに入ると先日発売したばかりの、小山さんのシューベルトと限定版のCDをメインに沢山販売されていて早くから沢山の人が売り場前に駆けつけていました。
会場内に入ると、ピアノの前にバイオリンとチェロ奏者のための椅子が用意されています。
開演時間になると場内のざわめきがピタッと止まり緊張した空気がはりつめます。この一瞬は永遠の時が止まった様な瞬間でもあります。
3人の奏者が入場されました。
今日の小山さんは黒のドレスにオレンジと赤の花柄をデザインしたものでとても鮮やかなドレスでした。
前半はベートーベンの「大公」です。
今日の奏者の方々を拝見しますと、それこそ「大公」を演奏するに相応しい巨匠たる面々です。
優雅で高貴な演奏は心をとても豊かにしてくれますね。
伸びやかなチェロの響きと高貴に鳴り響くバイオリンの響き、そして真珠のような輝きを秘めたピアノの響きが会話を始めました。
人生のキャリアを積まれたお三方ならではの、とても洗練された素晴らしい名演奏でした。
そして後半は、チャイコフスキーで先日聴いたギトリスさんとブルネロさんとの演奏が脳裏に蘇ってきます。
しかし今日の演奏はまた違った意味で素晴らしかったです!
私はこの日本を代表します巨匠の方々より、日本古来の美しさというか情景というかそんな物を感じました。
その感情の盛り上がりは後半に従い益々高まって行き、お三方はそれこそ題名の通リ「偉大なる芸術家の思い出に」たるを奏でておられていました。
演奏後はそれこそ仲の良いご友人が手に手を取り合っていると言う素晴らしいトリオでした。
客席内の皆さんも、この芸術性の高い今日の名演奏を心に深く刻まれた事と思います。
終演後の彩の国は煌びやかなランプに飾られた幻想の世界となっていました。
気温は低いですが、心の気温はホカホカのまさとでした♪


              
             与野本町の駅を新幹線が通過します。                         3時ですが冬で日が短いです。


               
            
ポスターを配置した素敵なポールです        


               
              伸び伸びとした会場前               


                   
    中はさほど広くないですが、温かみを感じさせてくれます。        


               
   シューベルトと限定版のCDが人気をさらっていました。                          


               
          モニターに映し出された舞台                                                      2階にある喫茶コーナー


               
               終演後のホールは煌びやかです                                                    シンボルタワーも幻想的です


               
        昼間とは違った姿を見せてくれます。


               
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Date: 2006/12/03(日)

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