今日は曙橋から徒歩8分程度の場所にある東京女子医大の弥生記念講堂でのコンサートです。
今日は女性がん体験者登山支援の小山実稚恵・チャリティコンサートで資金の全てが寄付される。
このチャリティコンサートは22日の朝日新聞の朝刊東京版に掲載されました。(
こちら)
ホールのロビーにはこれまでに登られた登山の写真なども掲載されており、普段のコンサートとは違い深い意味がある事がわかります。
会場となる弥生記念講堂は約800人程が収容出来ると思われる大学の講堂で2階席もある立派なものです。
会場内はほぼ満員の状態です。
まずは、今回の主催者代表の橋本しをりさんより、本日のお礼とこのチャリティーコンサートの趣旨をご説明いただきました。
詳細は(
こちら)に記事があります。
挨拶の後はいよいよ小山さんの登場です。
今日の小山さんはワインレッドのドレスで地味なホールに花を咲かせています。
舞台に置かれているスタインウェイは東京女子医大にとっては由緒あるピアノです。
ただし、正直な所あまり使用されていないらしくピアノの外観はくすんでおり、音は大丈夫なのかな??との不安もあります。
スタインウェイの音は最初はかなり堅く重い感じがしていましたが、小山さんが弾きだすと音は息を吹き返した様に滑らかさが出て来ました。
小山さんが鍵盤に魂を吹き込むと、ピアノはとても喜んでいるのが分かり音色がだんだんと美しさを増してきます。
前半はシューマンです。ひょっとするとこのスタインウェイは初めてシューマンを奏でているのかもしれません。
ピアノは生きているのですね!今日はそのことを肌で確かに感じる事ができました。
小山さんの様なトップアーチストが奏でる事でピアノが息を吹き返して歌い出してくるのですね。
後半はショパン一色で更にスタインウェイは輝きを増し出し、会場の皆さんも小山さんの圧倒的な英雄に目を丸くしていました。
演奏後は、その素晴らしいショパンにため息交じりの感嘆の声があちらこちらから聞こえてきました!
今日の趣旨からすると、生演奏は初めての方が殆どだったのかもしれません。
今日はボランティアの小山さんでしたが、その収益で多くの患者の方が夢と希望を得ることが出来ます。
そして今日のチャリティーコンサートがトリガーとなり、更にこの様な活動が広がる事を思わずにはいられない大成功のチャリティーコンサートでした!
小山さんのハートは確実に患者の皆さん、場内の皆さん、スタインウェイにも夢と希望を与えてくれた、そんな意味のあるコンサートでした。
そしてこの私も、今日は生涯忘れる事の無い素晴らしい一日となりました。
小山さん、素晴らしい一日をありがとうございました。
そして今日も沢山の小山さんファンの方が応援に駆けつけていて小山さんも感無量な一日をだったと思います。
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この企画をされました関係者の方々も沢山のご苦労があったと思いますが、大成功のこのチャリティーコンサートに沢山の拍手を贈りたいと思います。ご苦労様でした!
興奮冷め止まぬまま、秋の街路樹を抜けて曙橋の駅へと向かいました。。。。。。
次はオーチャードです。小山さん、渋谷でまたお会いいたしましょう♪