まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

▼ 第24回神奈川トヨタ・クラウン・クラシック・コンサート  2006/6/9(金)
▼ NHK公開収録 歌のない音楽会  2006/6/6(火)
▼ 小山実稚恵<全2回シリーズ>音の旅〜ピアノでロマンを語る〜  2006/5/14(日)



 第24回神奈川トヨタ・クラウン・クラシック・コンサート

2006年6月9日(金)  開演:19:00

横浜みなとみらいホール 大ホール

グリランカ:歌劇<ルスランとリュドミラ>序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
      休憩
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73

指揮:現田茂夫
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団


今日は申し込んだハガキが当たり無料のコンサートです。
実は先日のNHK公開録画もそうですが、ハガキは5枚出してそのうちの1枚が当選しました。
6時20分頃に受付でハガキとチケットを交換しましたが、既に2階席となっていました。 当初の指揮者はハンス =マルティン・シュナイトさんでしたが、ご病気療養中との事で、早く良くなって頂きたいと思います。
今日の指揮者は先日ここみなとみらいホールでスクリャービンのピアノ協奏曲を競演された現田さんになります。
(私は残念ながら、このスクリャービンは聴きにこれませんでした)
今日の小山さんは鮮やかなグリーンのドレスでした。舞台の照明でその煌びやかなドレスは一段とゴージャスに浮かび上がり思わずため息が出ました。
観客席が完全に静まりかえりました。小山さんの指が鍵盤に触れた瞬間もうそこはロシアの大地でした。
あの鐘の響きが私の魂を熱く揺さぶり小山さんとの会話がはじまりました。
しかし小山さんのピアノは、なぜこんなにも重厚で美しいのか。ラフマニノフの熱き魂がいま小山さんと共に押し寄せてきています。
理由は無く、ただただ幸せなこの瞬間です。
第2楽章では全身の力が抜けて宙にさまよう感覚の中で小山さんと会話を続ける事が出来ました。
第3楽章では、現田さん、神奈川フィルの皆さんと一つになった小山さんが全身全霊でラフマニノフを歌いあげました。
小山さん、今日も最高のラフマニノフをありがとうございました。もうこれ以上何も要りません。
窓の外はライトアップされたみなとみらいがとても美しく、ラフマニノフの小山さんのお姿が目の前に浮かび上がるまさとでした♪。


        
      6時15分に着きました。表はまだまだ明るいです。            この奥の受付でハガキをチケットに交換します。


        
          指揮者変更のお知らせです               本日の公演の曲目が、なぜかブラームスの交響曲第1番になってました??


        
            この奥が会場入り口です                           ここは会場に入った所になります  


        
          開演前の喫茶コーナー付近です                       喫茶コーナーで順番を待っています


        
       コーヒーを片手にくつろぐ皆さんです



        
           こちらは2階フロアーです


        
              CD売り場も大盛況です。


        
       休憩時間に見たみなとみらいです。                 とてもロマンチックな横浜みなとみらい(一応私も横浜市民です)


         
               演奏が終了しました。                           私はこの先のみなとみらい線で帰りました。


      
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Date: 2006/6/9(金)
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NHK 「歌のない音楽会」公開収録


2006年6月6日(火)  開演:19:00

NHKふれあいホール

歌のない音楽会 〜究極のピアノ名曲集〜

司会者:渡邊あゆみアナウンサー

<演奏曲目>
ショパン:子犬のワルツ、革命
シューマン:アラベスク
モーツァルト:トルコ行進曲
シューマン:リスト 献呈
スクリャービン:前奏曲 嬰ハ短調op.9-1(左手のための)
ラフマニノフ:音の絵

放送日
7月5日(BShi) 20:00〜20:43
7月12日(BS2) 18:00〜18:43


今日はあまり縁の無いNHKの公開収録でとても楽しみです。
7時に開演で6時45分頃に着きましたが、既に殆どの方は席に着席されていました。
席に着くと、まず開演前の心得が係りの方より説明があり、拍手のタイミングは特にこだわる必要は無く皆さんのお気持ちに任せます。とのコメントにNHKも結構自由な雰囲気なんだなぁと思いました。
私は後ろの方の席でしたが、ちょうど通路にはみ出した席で、何と真正面に司会者の渡邊さんと小山さんが立たれているベストポジションでした。
小山さんは淡いグリーンのドレスで舞台の照明にとても良くマッチしていて素敵でした。
今日は皆さんが良くご存知の曲ばかりと言う事でまず、ショパンの子犬のワルツ、革命でした。
いつものホールとは違いピアノの音は吸音材に吸い込まれ響きが少ないですが、それでも小山さんのピアノは素敵です。
演奏後は、小山さんと司会者の渡邊アナウンサーとのトークですが、渡邊アナウンサーはとても明るい感じの司会者でとても好感がもてます。
渡邊アナウンサーから楽譜を見なくとも指が動くのですか?との質問で小山さんは、ほとんど意識してませんがピアノの蓋の部分に自分の指が写るのが分かります。時々くすんでいて良く映らないのものがあります、とお答えになりました。つまり殆ど意識しなくとも指が音を奏でていると言うことだと思います。たぶん歌手が楽譜を見ずに歌を歌うのと同じことなのかな?と思います。
次に渡邊アナウンサーがフォーレのドーレで小山さんからレッスンを受けるシーンでしたが、あの朗らかな渡邊アナウンサーがとても真剣になっていいました。渡邊アナウンサーが言っていた様に、世間ひろしと言えども小山さんからレッスンを受けられた方はあまりいないと思います。それだけ真剣でした。
ピアノのペダルの使い方についての質問にはホールやピアノで全く違い、いつも同じと言うことは全くありません。とご回答されていたかと思います。
また、最後にラフマニノフが大好きと言う小山さんがラフマニノフの音の絵をお弾きになられましたが、とても素敵でした。
舞台の背景の色がブルーやオレンジに変わるたびに小山さんとスタインウェイが浮かび上がりなんとも言えぬ幻想の世界でした。
あっと言う間の時間でしたが無事収録完了で場内ホッと息を付きました。
あまり無い体験でしたが、とても楽しい一日でした。
3日後は横浜みなとみらいでのラフマニノフ第2番です。とっても楽しみです♪



       
           NHKホールにたどり着きました                           ここがふれあいホールです          



        
        今日の公開録画の案内です。                   ホール出入り口です。この先は撮影厳禁です。



Date: 2006/6/6(火)
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小山実稚恵<全2回シリーズ>音の旅〜ピアノでロマンを語る〜    第1回目


2006年5月14日  開演:19:00
熊谷文化創造館(さくらめいと) 太陽のホール


シューマン/アラベスク ハ長調作品18
        幻想曲 ハ長調作品17
ショパン /ノクターン第8番変ニ長調作品27−2
       マズルカ第32番 嬰ハ短調作品50−3
       舟歌 嬰へ長調作品60
シューベルト/幻想曲ハ長調「さすらい人幻想曲」作品12D.760

<アンコール>
ベートーヴェン:バガテル 作品33−5
ショパン: 12の練習曲より 作品10−1
バッハ: 平均律集 第1巻 第1番よりプレリュード


今日は埼玉県熊谷市のさくらめいとホールで私は電車ですが、ホールまで約2時間掛かります。
さくらめいとホールは私にとっては昨年の10月に続き2度目の会場になります。
とても感じの良い素晴らしいホールだった記憶がよみがえってきました。
今回のプログラムはオーチャードシリーズで行われる曲目と同じプログラムになります。
ロマンへのさすらい旅という内容でシューマン、ショパン、シューベルトです。
篭原駅に着き送迎バスのある駅前ロータリーに向かい10分位まっていると定期送迎バスがきました。
会場までは約5分位です。会場には入場15分前に着きましたが既に沢山の人が開演の時間を待っています。
ここの太陽ホールは大きさ、音の響きなどピアノリサイタルにはうってつけのホールだと聞いています。
今日の会場は東京からはかなりの遠方になりますが、いつもお見受けしている小山さんファンの方々も沢山駆けつけています。
今日のプログラムを見れば駆けつけたくなる気持ちは私だけではなく皆さん同じなんですね!
遠方に来て沢山のファンの方々を拝見すると私も元気が出てきます。
ホールにはCDも販売されており、サイン会もあるとの事で久々に小山さんのサインがいただけます。
私は今日も前の方の席で小山さんがよく拝見出来る場所になります。
小山さんは純白の清らかなドレスで客席は一気に明るくなりました。
まずシューマンです。シューマンは昨年のリサイタルでの小山さんのトークで沢山のお話をお聞きしていますので、ただ聴くだけではなく
シューマンの沢山のエピソードも浮かんできます。
最近は作曲家の生い立ちなども色々と知識として詰まってきていてコンサートのがとても楽しものとなってきています。
シューマンの次はショパンです。
大好きな舟歌です!
小山さんも舟歌が大好きな曲の一つとお聞きしていますが、とてもスケールの大きい素晴らしい舟歌が私の心を包んでいます。
ゆったりとした大きなスケールの中に、小山リズムが刻まれていきその雄大さにはいつも心ときめく私です。
後半はシューベルトの幻想曲ハ長調でなんとも心にくいプログラムです。
この頃にはもう会場内の全ての皆さんが小山さんの世界に引き込まれていて演奏終了後とともにその感動は最大限まで高まっていました。
なごり惜しい拍手がいつまでも鳴りやまず小山さんをアンコールへと導きます。
アンコールはいつも感動のルツボとなる小山さんですが今日もその瞬間がやってきました。
まずはベートーヴェン:バガテル。
2曲目はショパン: 12の練習曲より 作品10−1。その弾ける様な旋律と豪快なピアノの響きは全ての観客を金縛り状態にしました。
そして最後はバッハ平均律で金縛りの心を解きほぐす。なんとも心憎いアンコールでした。
小山さん、今日も心の疲れを癒してくださり本当にありがとうございました。
演奏後はサイン会があるとの事で私もCDを手に列に並びました。
私は小山さんのCDは全て持っていますが、全てのCDへのサインが完了していて今日は第2順目になります。
全てのサイン一つ一つに沢山の思いでが詰まっています。
サイン会は当然長蛇の列です。
小山さんはいつもの様に優しく素敵なほほ笑みでファンの皆さんを向かえています。
初めてサインをいただく方々もテレビなどでもおなじみな素敵な小山さんをまじかで拝見できて大満足でした。
今日も沢山のファンの方、一人一人に優しくほほ笑む小山さん。私達に夢を与えて下さりいつも本当にありがとうございしまた。
帰りも送迎バスで籠原駅に向かいましたが、社内には女性の係員がいてとても感じの良い対応でした。
遠いですが、お気に入りの太陽ホールです。



        
             籠原駅構内の垂れ幕です                                         



        
         こちらも駅構内の案内コーナーです


        
          籠原駅周辺はのどかです                           ホールまではシャトルバスがあります


        
         ホール前はとても自然に満ちています                           ホールへの入り口です


         
            開演を待っている皆さんです                          開演前の会場風景です


        
     公演後サイン会もあり大盛況のCDコーナーです


               
          公演後のサイン会は長蛇の列です                      一人一人に優しく接している小山さん



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Date: 2006/5/14(日)
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