まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

▼ リリア・リサイタル                               2005/12/18(日)
▼ 小山実稚恵20周年記念演奏会(東京)第2夜  2005/11/14(月)

▼ 小山実稚恵20周年記念演奏会(東京)第1夜  2005/11/4(金)    芸術祭賞受賞 音楽部門 芸術祭大賞 受賞コンサート


リリア・リサイタル

12月18日(日)  開演:15:00

<前半>
ノクターン第5番・作品15−2
ソナタ第3番・作品58

****** 休憩(15分間) *******

<後半>
ポロネーズ第5番・作品44
ワルツ 第3番・作品34−2、第2番・作品34−1、第7番・作品64−2、第8番・作品64−3、
第12番・作品70−2、第14番ホ短調「遺作」
バラード 第1番・作品52

<アンコール>
マズルカ第45番・作品67−4
ポロネーズ第6番「英雄」
子犬のワルツ

今日は私にとりましては久しぶりのリサイタルです。
抜けるような青空ですが風がありとても寒い日です。
今年もあと半月で終わりますが、街もなんとなく世話しなく人々が行きかいしています。
今年は小山さんの20周年記念公演もあり、私にとりましても最高の一年でした。
そして今日のリサイタルが、私は今年の締めくくりになります。
会場内に入ると既に満席で皆さん小山さんの演奏を心待ちに待っていました。
演奏が始まる前の会場内のざわめきは本当に心地よく期待に胸膨らむ瞬間です!
今日の小山さんはホワイトのドレスがとても新鮮で素敵です!
前半はノクターンとソナタ!とても素敵なプログラム。
もう何度も聴いているノクターンとソナタですが、小山さんの演奏はいつでも新鮮で魅力的です。
今日はどの様なショパンを聴かせてくださるのか!?これもリサイタルの楽しみです。
ノクターンは心に響くピアノの一音一音がとても新鮮で心のときめきを感じます。
小山さんの想いがコンサートの回数を重ねる毎に強く感じるこの頃です。
ショパンのソナタが小山さんのピアノを通して、この世に再び蘇ってきた。そんな幻想の世界に迷い込みました。
前半で、既に心はショパン一色に染まっていました。
後半は小山さんのワルツが久しぶりに聴けます。
小山さんのワルツ2番はとても気品があり生き生きとしています。素敵です!
それとは対照的に3番は本当に胸を締め付けられる想いです。日常では味わう事の出来ない魅力溢れる世界に浸る事が出来ました。
バラードは私が最も好きな第1番です。ドラマチックで哀愁が漂う。そして記憶に残る旋律。一度聴くとまた聴きたくなる。
ショパンのバラードは小説の感動の場面を紐解いているようです。小山さんのバラードは情熱的で華麗です。私は本当にピアノを聴き続けて良かったと感じる瞬間です。幸せです!
あっと言う間に時は流れてしまいます。アンコールは3曲も聴かせて下さいました。
マズルカ、英雄ポロネーズ、子犬ワルツとどれも小山さんにピッタリの曲ばかりで、最後の最後まで息の抜けない素晴らしい演奏でした。
小山さん、今日もとっても魅力的で心に染み渡るショパンの演奏をありがとうございました。
また今年1年、私たちファンに夢と感動を与えてくださりありがとうございました。来年もまた、よろしくお願いいたします。
最後はお待ちかねのサイン会です。今日は本当に沢山のファンの方が並びました。皆さん一人一人に声を掛けられサインする小山さんです。
お子様と一緒に来ているご家族も沢山見受けました。皆さん家に帰り今日のリサイタルの話で持ちきりなんでしょうね。そしてお子様はきっと夢の中で小山さんとまたお会いする事でしょう。



       
             リリアは川口駅の目の前です                                 とても良く晴れています!             


        
                    久しぶりに来たリリアです                    1階ホールは何となくクリスマス?の雰囲気??



        
            今日は4階の音楽ホールです。                                 2時40分に着きました。


        
         ホール入り口前の案内です


       
      CD売り場は、もう沢山の方々が・・・・・


        
                       今日はサイン会があります。                                           2階から見たCD売り場です・・・・・


        
        2階の喫茶コーナーでくつろぐ方々                                            休憩時間の1階ホールは沢山の方々で溢れんばかりです



             後半の演奏前の様子です



        
          今日のアンコールは3曲もありました!                                            サインの順番を待つ長蛇の列です


        
 一人一人に笑顔で対応されている小山さんです。いつも素敵です!!



        
     リリアの外はもうすっかり日が落ちています!                                                  リリアから見た川口駅方面です



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Date: 2005/12/18(日)
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小山実稚恵20周年記念演奏会(東京) 第2夜


11月14日(月)  開演:19:00

サントリーホール(大ホール)

指揮 : 広上淳一

管弦楽:日本フィル

ショパン:ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1
            バラード全4曲

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 Op.30


早いもので、もう第2夜がやってきました!
私の大好きなラフマニノフの3番が聴けます♪
カラヤン広場はグリーンのイルミネーションがとても鮮やかでなんとなくクリスマス気分です。
ホールに入場すると、お祝いの花束がとても綺麗に色を添えています。
CD売り場は、あっと言う間に沢山の人で埋め尽くされ第1夜をしのぐ賑わいでした。
ショパンのバラードでは、黒のドレスがとてもシックでお似合いの小山さんです。
小山さんがどうしてもこの曲から始めたいと思ったという、ショパンの夜想曲op.9-1でオープニングで始まりバラードへ。
バラードは何度聴いても時めいてしまいます。
小山さんの演奏をまじかに感じる事が出来ました。とっても幸せです!その華麗で心にしみわたるピアノの音は私の心を何度も締め付けてきます。
小山さん、どうもありがとうございました♪
バラードについては、もう語らずとも私の想いが皆さんにも伝わる事と思います・・・・
そしてラフマニノフの第3番、この曲は私のもっとも好きな曲で学生時代のほのかな時めきと想いが交錯します。
ワインレッドのドレスがとても素適です!
そしてカデンツァでは小山さんの想いが私の魂を揺さぶり、そして問いかけて来ました。
でも私は無言です。何故ならこれから長い年月を掛けて、小山さんへお答えするつもりだからです。
そして、20周年の記念公演に相応しい、指揮者の広上淳一さん、日フィルの皆さん、最高の演奏を本当にありがとうございました。
私は、皆さんの演奏を一生忘れません。
・・・・・・・
20年目を迎えられ、また新たな20年へ踏み出された小山さんと、そして皆さんとこれからも一緒に歩む事が出来る幸せをかみ締めながらサントリーホールを後にしました・・・・・
小山さん、20周年おめでとうございます。そしてまた新たにはじまる小山さんのピアノの世界を期待いたしております♪

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「第2夜」が終わって帰ろうとした時に小さな紙が配られました。
そこにはメールアドレスが書いてあり、そこにメールを送ると、小山さんからのメッセージが 返ってくるというものです。

小山実稚恵より皆様へのメッセージ
今日は「20周年記念演奏会」のひとときを共に過ごしていただき、本当に有難うございました。
20年という時間の中で私自身、どのように変化してきたのか・・・演奏は私の内なる思いを表現するための一つの手段にすぎないのですが、音楽を通じて自分を語ってゆく、そういう道を歩むことができたことは本当に幸せだと思っています。
今回のこの2回の記念コンサートは、私が心に描いている「新たな世界」への扉を開く、そんな思いを込めて企画したものでしたが、来年から始める12年24回のリサイタルで、私の感じるピアノのすべてを、表現していきたいと思っています。
生きていくうえでの、12と24という数の不思議、人間のリズムに組み込まれた数字の謎など、音楽を通していろいろな事を体感しながら、音楽と共に本質を見つめていくつもりです。
皆様と共にまた音楽を共有できる日を楽しみにしつつ。   

                                                              小山実稚恵
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             早いもので、もう第2夜です・・・・・                       今日はコーヒーを一杯飲む余裕がありました                


        
      広場の滝が今日はとても豪快に音を立てていました                     あと五分で入場です々が



        
       カラヤン広場は、なんとなしにクリスマス?の雰囲気です!     


       
         第2夜の案内です・・・・・・


        
             CD売り場には、沢山のCDが・・・・・


           



           お祝いのお花が、とても綺麗です・・・・・・・


        
        2階から見たCD売り場です・・・・・



        
         2階より見た1階ロビーです


        
              休憩時間の会場内モニター映像です


        
      休憩時間のロビーは沢山の人で埋め尽くされています


        
        20周年記念公演は幕をとじました♪・・・・小山さんの新たなピアノの世界へと更に続きます


           
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                   最前列・小山さんの真ん前の席

Date: 2005/11/14(月)
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小山実稚恵20周年記念演奏会(東京) 第1夜       平成17年度 芸術祭賞受賞 音楽部門 芸術祭大賞 受賞コンサート


11月4日(金)  開演:19:00

サントリーホール(大ホール)

指揮 : 広上淳一

管弦楽:日本フィル

ショパン:ピアノ協奏曲第1番
スクリャービン:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

待ちに待ち続けた日がとうとうやってきました!
いつも来ているサントリーホールですが、初めて訪れるホールの様でドキドキしています。
丁度、入場時間(6時30分)に着きましたが、いつも以上に沢山の皆さんでカラヤン広場は埋め尽くされていました。
ロビーもかつて見たことのない沢山の人であふれんばかりです。
そしていつも拝見するお馴染みにファンの方々も沢山お見受けしました。
3曲のコンチェルトを聴けるのですが、初めての体験になります。
今日は比較的前の方の席になり、とても気に入った席です。
さて、日フィルの方々が入場されています。
日フィルの皆さんは、いつも笑顔でとても気さくな方々ばかりで、私のもっとも好きな楽団のひとつです!
今日の記念すべきコンサートの指揮者は広上淳一さんで、ベストカップリングです。
鮮やかなグリーンのドレスが一段と素敵です!小山さんが入場されます。
小山さんは昨日、京都でもコンサートがありましたが少しもお疲れの様子はなくて、とてもハツラツとしてます!!
1曲目はショパンです。
出かける前に20年前に小山さんがショパンコンクールで弾かれた1番のCDを聴いてきましたが、今は勿論ご本人が目の前で演奏されています。
なんと演奏されているお姿が、20年前のCDジャケットのスナップ写真と全く同じです。
20年前にタイムスリップしてしまい何だかワルシャワの会場にいるような気持ちになっていました。
第2楽章では、おもわず目頭が熱くなってしまいました。小山さんのファンで、そしてご声援を続けさせて頂いて本当に
良かったなと思いました。
私の数少ない楽しみの中の大きなイベントは、小山さんのコンサートを聴く事と、このファンサイトを続ける事にあります。
ショパンが終わり10分間の休憩後に、初めて聴くスクリャービンのコンチェルトです。
私はスクリャービンでは、私自身ちょっとしたハプニングを招いてしまいましたが、ちょっと恥ずかしい内容でここではお話できません・・・・
広上さんのタクトが振り下ろされると、いよいよスクリャービンのメロディーが・・・・・・
スクリャービンはとても難しいイメージがありましたが、なんと華麗で鮮やかなメロディーなんでしょう。
そして小山さんのピアノもとっても新鮮で心地よいです。
聴いていると、やはりスクリャービンのイメージを感じる事ができます。
華麗でやさしいメロディーと重厚で迫力のあるメロディーが交錯しながらすごく素晴らしいコンチェルトです。
これがスクリャービンのコンチェルトだったのですね。一度で気に入ってしまいました。
そして最後のフィナーレは、チャイコフスキーのピアノコンチェルトを思わせる様な重厚で圧倒的な音の連続で感動は最高のレベルに達していました。
しかし小山さんのスクリャービン、最高に素敵です♪
15分間の休憩後、お待ちかねのチャイコフスキーです。
小山さんはショパンコンクールでの入賞もさることながら、チャイコフスキーコンクールでも入賞されているんですよね。
今日はその2曲が聴ける訳で、おそらく一生に一度のチャンスになるんでようね・・・・・
私は気持ちが落ち込んだ時は、必ず小山さんのチャイコフスキーの1番のCDを聴きます。いっぺんに不安や迷いは吹っ飛びます。
ワインレットのドレスがとっても素敵です!
小山さんは熱かったです!すごい豪快です!
小山さんとチャイコフスキーは切っても切れない縁なのでしょうね。
豪快かつ華麗なチャイコフスキー、これが小山さんのピアノですね。
もうこれ以上、語らなくても皆さん同じ気持ちだと思います。
今日は久々に楽屋へ訪問させて頂きましたが、沢山のファンの方でこちらも満員御礼でした。
小山さん、お疲れ様でした!
14日は、もっとも好きなラフマニノフの3番が聴けます。
では皆さん、小山さん、14日にまたお会いいたしましょう♪



       
       いつも来ているサントリーホールですが・・・・・                        今日はいつもとは違い、とても緊張しています                



        
      サントリーホール前の喫茶店も今日は大賑わい             ちょうど6時30分に着きましたが、既に沢山の方々が




        
       今日はいつも拝見しているファンの方々も沢山お見受けします     



       
   本日の案内も今日はなぜか高貴な香りが・・・・・・


        
             CD売り場はいつも以上に沢山の方々が・・・・・・


        
          沢山の方々からのお祝いも・・・・・・・


        
    ロビーはとにかく沢山の皆さんでかつてない賑わいです・・・・・


        
         2階より見た1階ロビーです


        
                 2階から見たCD売り場です                      休憩時間の会場内モニター映像です


        


        
     閉演後のカラヤン広場・・・・・・14日に、また皆さんとお会い出来ますね♪


           
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                   最前列・小山さんの真ん前の席

Date: 2005/11/4(金)
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